保護者向け

【荒瀬克己特別対談】元校長×元生徒会長―今こそ語らう、堀川高校 番外篇

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第ゼロ篇 荒瀬克己の「堀川高校」 
 ――荒瀬が目指した「堀川高校」はどういう生徒を求めているのか?

第一篇 堀川で得た「学び」 
 ――元生徒会長が堀川で得た「学び」・京大特色入試との関係とは。

第二篇 荒瀬克己の葛藤 
 ――「堀川のやり方がすべて正しいとは思っていない」その真意を探った。

第三篇 教師がやるべきことは何か 
 ――荒瀬の描く“教師のあるべき姿”とは。

第四篇 若者よ、すぐに答えるな 
 ――卒業生坂上に見えた、若者の理想。
 
番外編 堀川制服奮闘記 
 ――“世界にたった一つの”チェックのスカート。その秘密とは。

 

番外篇 堀川制服奮闘記

オンリーワンのチェックのスカート

荒瀬

堀川の制服、どうですか?

女子の制服にはものすごく時間かけましたよ。

まず、5大生地メーカーを呼んで提案してもらったんです。コンセプトはこれだ、と示してね。そうしてメーカーが出してきてもらったのを生徒たちに選んでもらうわけですよ。生徒たちおしゃれですから。ボタンは3つがいいんじゃないか、とかね(笑)

そうやって作りましたから、女子のスカートのチェックは日本で一つしかないんですよ。

坂上

すごいですね。

荒瀬

「学校をつくる」ってそういうことなんですよ。気合を入れないと。女子の制服は1年間かけて作りました。男子は一週間(笑)。要はベースができたらそれにあわせればいい。男子には申し訳ないですね。

坂上

なるほど(笑)

荒瀬

面白いでしょ。実際に制服を決めるのはホントに大変でした。そもそも堀川含め京都の高校は私服でしたから、制服を導入するというのも一大事だったわけです。
京都で一番自由だといわれていた堀川で制服を導入する。当時、学校としてはどうしても制服にしたかったんです。学校を変えるということを、まず目に見える形で示したかったから。

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校則なんかつまらない、制服もやめればいい

荒瀬

でも実はそのあとは制服をやめたかった。自由でもきちんとした格好で来るとか、ちゃんと自分で考えて着てくる、そういうことが絶対できると思っていたし。それに茶髪でも別にいいじゃないですか。

生徒を押さえつけるためにつまらない理由をつけるんですよね、「校則に書いてある」と。

ある女子生徒が、おばあちゃんから入学祝にコートをもらったんですよ。寒くなったときにと。その色がグレーなんですね。でも校則は黒か紺なんですよ。その生徒は言いましたよ、「どうしてグレーはだめなんですか」。理由がないですよね。「すみません、理由はありません。校則を変えますから、どうぞ着てきてください」と言いました。

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荒瀬

正しいよね、生徒の方が。このときよかったのは教員誰一人として「校則に書いてあるからだめだ」と言わなかったこと。まともな人たちです。

ちなみにかつて私服時代の 堀川高校の校則ってすごかったんですよ。「高校生らしい服装であること」

これじゃ意味が分からないじゃないですか。だからわざわざ説明があるんですよ。

「100メートル全力疾走できる事」。(笑)
これすごいですよね…こういう学校でなくてはならない。キミら自分で考えて服着て来いよ、と。

 

 

編集後記

自分が目指し、全力で取り組んできたことの成果を確かめるように、話し始めた荒瀬先生。そして、質問に困りながらも一生懸命答えようと立ち向かう、堀川の卒業生の話を聞きながら、うれしそうに、そして改めて矜持を持ったように感じられました。

堀川という「ハイマート」が二人をつつみ見守る中行われた、真剣でまっすぐな対談。

対談を終え、すがすがしい笑顔で写真撮影に応じ、それぞれに颯爽と帰って行った姿が印象的です。

 

第ゼロ篇 荒瀬克己の「堀川高校」 
 ――荒瀬が目指した「堀川高校」はどういう生徒を求めているのか?

第一篇 堀川で得た「学び」 
 ――元生徒会長が堀川で得た「学び」・京大特色入試との関係とは。

第二篇 荒瀬克己の葛藤 
 ――「堀川のやり方がすべて正しいとは思っていない」その真意を探った。

第三篇 教師がやるべきことは何か 
 ――荒瀬の描く“教師のあるべき姿”とは。

第四篇 若者よ、すぐに答えるな 
 ――卒業生坂上に見えた、若者の理想。
 
番外編 堀川制服奮闘記 
 ――“世界にたった一つの”チェックのスカート。その秘密とは。
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