京大生インタビュー

私が「京大看護」を選んだ理由

まなべーと京大生インタビュー企画第1弾!

京大生3000人の中の助産師を目指す10人。その中の1人にインタビューすることができた。

「助産師になりたい!」

その夢を胸に、山形からはるばる京都にやって来た一人の女性。

「部活をやっていたから高3秋の模試で100人に抜かされていたんですよ。」

それでも夢を追いかけ京大へ。彼女が「京大」で「助産師」を目指した熱い思いを伺った。

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安食愛美

山形県山形東高等学校出身。医学研究科高度実践助産学系修士2回生。中学から高校まで吹奏楽部でクラリネットを担当。6年間ほぼ休みなく吹奏楽に明け暮れる日々を過ごし、大学では心機一転男子ラクロス部のマネージャーとなり、中高とはまた違う青春時代を過ごす。大学院卒業後は高校生からの夢だった助産師として病院に勤務予定。

部活に明け暮れた高校時代

どんな高校生時代だったんですか?

高校3年まで、6年間ずっと吹奏楽でクラリネットをやっていました!

毎年の文化祭や体育祭には大会で出られないくらい、勉強そっちのけでやってましたね(笑)。

京大の人間健康学科を受験されたとのことですが、きっかけってあるんですか?

私、高校2年の時に助産師になりたいと思ったんですね。きっかけは、学校の保健の授業でした。

私は出身が山形県なんですけど、「山形の10代の妊娠中絶率がとても高い」ということを授業で知って衝撃を受けて。この問題に直接関わりたいと強く思いました。もともと人と近くで関わる仕事をしたいという思いもあったので、助産師を志すようになりました。

その上で、京大に決めたポイントは2つ。

1つ目は、京大が面白くて魅力的な人が多く集まる大学だということ。ほら、京大ってよく「個性的な」人がたくさんいるって言うじゃないですか(笑)。そこに惹かれました。

2つ目は、みんなとは違うことをしたかったということ。周りの人は東北大学とかに行く子が多かったんですけど、みんなと同じところに行くのは嫌だなと思って、関西に出ることを決めたんです。

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受験期はどんな感じだったんですか?

吹奏楽にのめり込んでいたので、勉強はやばかったですよ(笑)。高3の秋の模試では、100人くらいに抜かされていました。

でも、部活で培った「追い込み力」で、引退後はとにかく勉強に集中しました。

朝5時に起きてから1時間ほど勉強して、一番乗りで学校に行ってまた勉強していました。

その際に、勉強した内容と時間を全部スケジュール帳に記録して、いつにどれだけやったっていうのを残していました。それが、後々うまくいかない時や不安な時に、「私はこれだけやったんだ!」っていう心の支えになっていましたね。

「命」と向き合う学部

無事、京大に合格されたわけですが、人間健康学科ってどんな仕組みになっているんですか?

人間健康学科には色々なコースがあって、看護師になるコースはもちろん、検査技師、理学療法士、作業療法士になるコースがあります。私はその中でも、看護学専攻でした。

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学部ではどのような勉強をされるんですか?

2回生の前期までは、授業がすべてのコマ入っていました(笑)。授業の内容も看護理念に関する話が多く、あまり実際の人と触れ合うという感じではなかったのが少し思っていたのとは違いました。

2回生の夏からはいよいよ病院での実習が始まりました。

実習はすごく楽しかったです!「看護計画」っていう、患者さんの状態を診て、ケア方針などを書く記録があるんですけど、それを毎日夜遅くまで書くんです。もちろん看護計画を書くのは大変でしたけど、患者さんと実際に関われているという点でやりがいを感じていました。

実際に病気を抱えていらっしゃる患者さんと向き合う中で、辛いことってなかったんですか?

もちろんありました。

2週間、白血病の女の子を担当させていただいたことがありました。その子は、美容とかメイクがすごく好きな子で、将来の夢もありました。

彼女はずっと屋久島とディズニーランドに行きたいと言っていたので、ある時、そのパンフレットを作って渡してあげたことがあったんです。彼女、それを見てすごく喜んでくれたんです。でも、それと同時に、「ここに行けるのもいいけど、勉強できるのが一番うらやましい」って言ったんですよね。

結局その子は亡くなってしまいました。明るい未来を見せたことで、かえって彼女を傷つけてしまったんじゃないか。渡さない方がよかったんじゃないか。とても悩みました。2週間っていう短い期間だったんですけど、今でもその子の名前は鮮明に覚えています。

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かなり辛い経験をされたと思います。それでも助産師の夢を諦めなかった理由って何なんでしょう?

確かに医療現場の現実を突きつけられた辛い経験でしたが、この経験によって、医療職は人の始まりや終わりがある場で働くことのできる尊い職業なのだと実感できて、むしろ看護職を目指す身としての責任を強く感じるようになりました。

それに、生きることに一生懸命だった子と接することができた自分は、しっかり生きて、助産師になるという夢を叶えて、現場に還元していくことが義務なんじゃないかと思ったからですね。

「あなたはどうしたいの?」を問われ続ける環境

最後に、京都大学人間健康学科を目指す受験生にメッセージをお願いします!

「なんで京大の看護に行きたいのか?」ということをしっかりと考えるべきですね。

どんなことを学べるのかとか、留学のプログラムはあるのかとか、学歴じゃない視点で学校を見るのもとても大事です。色々な視野を持った上で、京大を選択したのならばきっと楽しいはずです!

その上で、京大の看護の良さを挙げると、やはり「自由な風土がある」ということですね。何でも自分のやりたいようにやらせてくれる。

「あなたはどうしたいの?」とずっと問われ続ける環境なので、常に自分の頭で考え続けることを求められます。記録の書き方一つにしても、全部一から自分で考える必要があります。でも、そのような環境だからこそ、自分のやりたい看護をすることができる。とても成長できる環境です。

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とても素敵な笑顔が印象的な方でした!

安食さん、ありがとうございました!

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カテゴリー:京大生インタビュー

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当記事は、京都にある個別指導塾のリジョイス講師陣が執筆しています。

リジョイスでは現役京大生の中でも厳しい選考を通過し多岐にわたる研修を経た一流の講師陣が指導をしております。
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