京大生インタビュー

地元を愛する僕が、農学部で学ぶ理由

「自分が京大を目指すようになるなんて思ってもみなかった!」

小さい頃から大自然に囲まれ、自然に対する思いを胸に農学部を受験。

徳島からやってきた1人の大学生にお話をお聞きしました。

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後藤田涼希

京都大学大学院農学研究科森林科学専攻。徳島県立城東高校出身。
中学時代は野球に打ち込み、生徒会活動にも精力的に取り組む。高校に入ってからは心機一転、勉強に打ち込む日々を送る。高1のときに参加したオープンキャンパスをきっかけに京大を目指す。
春からは人材系の会社に勤務予定。

京大での「運命的な出会い」

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高校時代に、京大に行かれたとお聞きしましたが?

僕が通っていた徳島県立城東高校では、高校1年生の時に京大のオープンキャンパス(以下、OC)に行くという恒例行事があって。バスで3時間かけて、徳島からはるばる京都まで行きました。その時が初めてですね。

OCで「運命的な出会い」をされたそうですね?

そうなんです!キャンパスツアーといって、現役大学生が京大を案内してくれる抽選制のツアーがあるんですけど、それに当選して参加しました。

そこで案内してくれた大学生の先輩が、なんと城東高校の卒業生だったんです!話を聞いてみると、担任の先生も同じで、高校の話ですごく盛り上がりました。かなり奇跡でしたね(笑)。学校の雰囲気もすごく良いなって思いましたし、京大に対して、何かしらの「縁」を感じました。

そこから京大を目指されたと?

そうですね。

当時国語だけ塾に通っていたんですけど、志望校の話になった時に、先生に「京大どうや?」って言っていただいて。自分が京大目指していいなんて思っていなかったから、びっくりしました。でも、そこからは模試では京大を志望校の欄に書いていましたね。

農学部に決めたのは何故なんでしょう?

徳島県出身で、自然に囲まれて育った経験が大きいですね。

実家の周りが山に囲まれていて、田んぼも多く、かなり自然に囲まれた環境でした。虫や生き物が好きで、いつからか環境問題に興味を持ち始めて。もともと国語が苦手だっだし、なんとなく理系に進むんだろうなっていうのは小さい頃から思っていました。

最終的に農学部と理学部で迷ったんですが、より「自然」に密接に絡んでいるという点で農学部に決めました。

切磋琢磨し合える「仲間」の存在

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受験期はどんな感じだったんでしょう?

ずっと一緒に勉強していた子がいました。僕は大量の参考書をハイペースでやるタイプだったんですけど、その子は何でも要領よくこなすタイプの子で、その子と張り合う感じで勉強していましたね。

その子に追いつけ追い越せっていう危機感と、自分がやったことが成績という形で反映されていく感覚の2つを頼りに頑張っていました。

勉強をしていて、落ち込むこととかはなかったんですか?

ありましたね。

あれは忘れもしない高2の3月。当時ずっと理科の先取り学習を一人でやっていたんです。ある時に、「俺何してんねん!」って、死にたくなるほど悶々としてしまった時期があって。今思うと、今何やってることが一体将来何の役に立つんだろうっていう不安があったんだと思います。

そこからどうやって立ち直ったんですか?

すごくあっさり解決しました(笑)。

結論としては、気を紛らわせる方法、モチベーションを高く保つ方法を見つけられたんですね。

きっかけは、友達にボウリングに行こうって誘われたことですね。久しぶりに遊んだら気持ちがとても軽くなったんです。友達と何かを一緒にやれば、どんなに辛いことでも頑張れるって気づいたんですね。

それからは、今まで一人で家でやることが多かった勉強でしたが、極力自習室に行くようにして友達がいる環境で勉強するようにしました。やはり、一緒に頑張ってくれる人の存在って大きいですね。

「地域を科学できる」環境

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農学部森林科学科に入られてからはどのような勉強を?

一番最初の授業は、細胞のスケッチでした(笑)。それからは、どの地域にはどういう植生があって、ということを学んでいきました。想像以上に「植物」というテーマで勉強が進んでいったので、1つの植物に対する探究心はそこまでは強くはなかった僕にとっては少しギャップを感じた内容でした。

3回生以降の実習では色々な場所に行きましたね。比叡山延暦寺に行って、森林管理をやっているお坊さんの話を実際に聞いたこともありますよ。また木材加工学実習という実習で、椅子を実際に作ったりもしました。 

大学院に進学されていますが、どのように決められたんでしょう?

3回生の終わり頃から、研究室に配属され始めるんです。高校の時、森林科学科を志したときからパンフレットを見て行きたい研究室を決めていました。

すごく能動的ですね!研究室ってどんなものがあるんでしょう?

大きく分けて、ミクロ的視点の研究室とマクロ的視点の研究室があります。

ミクロ的な視点だと、例えば植物体から成分を抽出して繊維を作ったりだとか、木材の弾性を物理的に研究する研究室などがあります。

一方、マクロ的な視点だと、僕が所属している環境デザイン研究室などがあります。簡単に言うと「緑と人がどう関わっていくか」ということをテーマに、ランドスケープ(=都市計画でいう「景観」のこと)の研究をしています。

町づくりにも様々なアプローチ方法があって、建築からのアプローチだと実際に建物を設計したり、経済からのアプローチだと人々のコミュニティについて考えたりします。それを農学部的な考え方をすると、いかに緑地を作っていくかということや、街中のどこに小鳥の住処を作っていくのかを考えたりします。

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とても楽しそうですね!その研究室だからこそできることって何なんでしょう?

そうですね、一言で言うと、「地域を科学できる」ということでしょうか。地域にある自然資源・環境に興味があって、本当に能動的に研究したいのであれば、森林科学科が持っている資産、教授のつながりで研究することができます! 

 

 

後藤田さん、ありがとうございました!

常に何かに真剣に取り組んで来られた後藤田さんの「まっすぐさ」が随所に感じられたインタビューでした。

徳島の高校生を勇気付ける内容となったのではないでしょうか?

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カテゴリー:京大生インタビュー

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当記事は、京都にある個別指導塾のリジョイス講師陣が執筆しています。

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