京大生インタビュー

学生生活を野球に捧げてきた僕が、京大工学部を目指したシンプルな理由

学生時代は野球に夢中だった青年がなぜ京都大学を志したか?

名前からは想像がつかない“地球工学科”では何を学んだのか?

工学系の学生のみがいる桂キャンパスに出張インタビューしてきました!

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中山昂彦

広島県立広島高等学校出身。公立中高一貫校の2期生で、中高6年間は親元を離れ、厳しい寮生活。小学校から高3まで野球に明け暮れる日々を送った野球少年。
学部時代は工学部地球工学科に在籍。大学院では、工学研究科都市社会工学専攻へ。上の写真は、工学研究科の研究室がある桂キャンパスにて撮った写真。

“負けず嫌い”が「なんとなく」を「本気」にさせた

なぜ京大を受けようと思ったのですか?

高校入学直後の模試で志望校欄に「京都大学」と書いたのがはじまりでした。

特に志望校がなかった僕はなんて書こうか悩んでいたのですが、先生に「分からん人は、とりあえず京大か東大と書いとけ」と言われました。

東京より京都の方が街がきれいそうだし、京大の『自由な学風』というのもなんとなくかっこよく感じて京大をとりあえず選んでみました。

そのまま受験までずっと京大志望だったのですか?

そうなんですよ。最初は、「まあ受験が近づいて、現実的に無理そうだったら変えたらいいか」と確かに思っていました。

でも、模試の度に、「京大」と書き続けていると、いつのまにか京大への気持ちが強くなっていました。一度掲げた目標を下げたくないという一種の“負けず嫌い”がはたらいていたんだと思います。

高3の夏になり、受験が近づいてE判定が出たときも、「無理そうだし、もうちょっと現実的な所に変えよう。」とは全く考えず、「もっと勉強頑張らなきゃ。」というように思うようになっていましたね。不思議と。

スポーツをずっとやってきて培われた”負けず嫌い”なところがよかったのかな。

寮に入りながら野球に明け暮れる日々を過ごした中高6年間

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スポーツはなにかしていたんですか?

野球です!小学校からずっとしていて、中学に入ってももちろん続けて、高3の夏の引退までずっとしていました!

京都大学を目指しながら、部活も頑張っていてすごいですね…

むしろ勉強そっちのけで目の前の野球に没頭していましたね。

実は、寮に入っていたので寮で強制的に勉強をさせられていたので、定期的に勉強する習慣はなんとかついていたという感じです。

かなり厳しい寮だったので、なかなか大変な学生生活を送っていましたよ笑

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(※中山さんの中高時代の一日のスケジュール)

すごい…まさに文武両道ですね!

「野球だけ」と思われたくなかったから勉強も頑張れていましたね。

とはいえ、部活を引退した直後の模試ではE判定だったので、そこから一気に勉強にシフトしました。朝も勉強するようにして、勉強する時間を増やしました。

寮なので、塾に通ってはいなかったので、とにかく先生の言うことを真面目に聞いて頑張りました。

地球工学科で”都市計画”の研究!?

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なぜ工学部地球工学科を受験されたのですか?

高1の秋に文理選択を迫られたときに、志望学部をちゃんと考えました。

当時習ったばかりの物理の力学が面白かったから工学部に決めましたね。

目の前にある現象には、なんでそうなるかの原理があって、式で説明できるという美しさが好きでした。将来の夢があったわけではないので、単純な知的好奇心ですね。

学科に関しては、元々は物理工学科で考えていたんですけど、センターの成績があまりよくなかったこともあって、最終的には地球工を受けました。力学を扱うという点で、当時はそこまで違いを感じていなかったので、とにかく京大に入りたいというのが優先でしたね。

実際に入ってみて、地球工学科はどうでしたか?

大学の勉強って思ったより難しくて、軽く挫折しましたね笑

数学が特に難しくなりました。

3回生になるときに、土木、環境、資源の3コースに分かれるんですけど、土木の中でも都市計画がおもしろそうで土木コースに行きました。都市計画は、簡単にいうと、人の住む街をデザインすることで人の行動を変え、人々がよりよい暮らしができるようにする分野です。

工学部でそんなこともするんですね!!

学べる幅が広かったのがめっちゃよかったですね。土質を調べる実験とか川の傾きの測量とか色んな実験をしました。

地球工学科はインフラ関連が多く、国土を作っていく根本ということを感じやすいです。研究室の先生は内閣に顔出したりしています笑それだけすごい先生がごろごろいるのは、京都大学のいいところだと思います。

※京都大学地球工学科の公式HPはこちら

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(※桂キャンパスから見られる夜景)

研究室ではどんな研究をされていたんですか?

4回生になってからは、交通行動システム分野の研究室に入り、『道路空間デザインが歩行者意識と歩車間コミュニケーションに及ぼす影響に関する研究』というテーマで研究していました。

もっと詳しく言うと、歩道と車道の分離を線だけでしている道路は歩行者が中途半端にはみ出して事故率が高くなってしまうんですよ。いっそのこと線をなくしてしまって、歩行者も車も交わる道路という認識を持たせるデザインにするだけでお互いの配慮意識が上がるんです。

街の中でのそれぞれの道路の役割をしっかり考えて、どのようなデザインにすべきか考えています。

※中山さんが書かれた論文はこちら

数学とか物理って使うんですか?

直接的にはあまり使いませんが、根本の考え方は数学や物理で学んできたことが役立っています。

『様々な要素が裏ではある原理で絡み合っていて、それを論理的に考えて紐解いていく』という点では同じです。改めて、高校で習った数学や物理はあらゆるものの基礎であることを認識しました。

本当に勉強って奥深い!

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中山昂彦さん、ありがとうございました。

受験に対してもスポーツマンらしく、「勝負」として向き合い、負けじと必死に努力した姿が浮かんできました。

今、部活で忙しく不安を抱えている高校生に勇気を与えられるインタビューになったのではないでしょうか。

 

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カテゴリー:京大生インタビュー

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当記事は、京都にある個別指導塾のリジョイス講師陣が執筆しています。

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