インタビュー

第1弾『高校生活を覗いてみよう企画!』堀川・西京・嵯峨野・桃山の修学旅行編

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まなべーと「高校生活を覗いてみよう企画」第1弾!

 

今回、堀川・西京・嵯峨野・桃山の4校の現役高校生に、それぞれの修学旅行について聞くことができました!

この4校は実は、 京都の公立高校の中で数少ない“海外旅行に行けちゃう学校なんです!

 

「どこの国に行けるの?」

「説明会で聞いたことあるけど、実際海外でどんなことをするんだろう?」

 

などなど、気になっている受験生も多いのでは?!

 

そこで修学旅行から帰ってきた先輩たちの話をまとめてみました!

 

堀川高校探究科

時期:1年生2/3月

訪問先:海外研修委員会で決まる

   例)2014年は……ヨーロッパ・アメリカ・オーストラリア・マレーシアの4コース

期間:約4泊5日(コースによる)

事後学習:レポート(探究の簡易版)

対象:学年全体(普通科も探究科も一緒)

 

‣旅行に行くまで

堀川高校の最大の特徴は、旅行の行先も現地での訪問先もすべて生徒が決めるというところです!

クラスから二人ずつ選出された海外研修委員がコースを決定し、コースに分かれてのち、コース長・副コース長と先生が現地での訪問先を決めます。もちろん班別研修の時間もあり、班ごとの自由行動もできます。

ここで先生はあくまでも「止める側」。生徒が提案した旅程の危険度などを加味して「それは危ないからやめとき!!!」という役割なんです。

危険な場所や訪問不可能な場所でもないかぎり、生徒の意見を尊重してくれます!

 

成果として提出するレポート課題のテーマは、まず大きく二つ「自然」と「文化」に分かれます。そこから、“探究”したいテーマが似ている人同士で班を組んで、1年生の冬くらいから班別研修での訪問先や日程・行程表をつくります。ここでは、移動の際の運賃なども自分たちで調べるらしいですよ!

 

‣体験記

では実際どんな体験ができるんでしょうか?

今回はマレーシアコースに行ってきた先輩に話を伺いました!

 

前半はボルネオ島・後半はクアラルンプールを訪問。

ボルネオ島の水上集落では晩御飯をいただいたり、ピンク色の謎の飲み物をいただいたり。

クアラルンプールのアジャンタ石窟寺院では天井に穴があいているところから差し込む光がつくる幻想的な光景を見ることもできます。

マレーシア石窟by坂上先生

↑アジャンタ石窟の様子

他にも、マレーシアはかつてイギリスの統治の下にあり、その名残でエレベータの階数表示が、

1階:Grand Flore

2階:1F

3階:2F

だったそうです!

 

このときマレーシアコースでは現地の高校との交流はなかったのですが、たとえばオーストラリアコースなどでは高校交流やホームステイも実施していたといいます!アメリカコースではNASAを訪問したり、ヨーロッパコースでは映画『ナイトミュージアム エジプト王の秘密』の舞台にもなったロンドンの大英博物館を訪問したりしたらしいですよ!

 

‣まとめ

特徴:・生徒主体の委員会が行先からすべて決める

   ・旅行+探究活動

   ・多様な訪問先

西京高校エンタープライジング科

時期:1年生3月

行先:アジア7コース

インドネシア・グアム・上海・シンガポール・タイ・ベトナム/カンボジア・マレーシアのうちから1つ

期間:5泊6日

事後学習:個人の研究テーマについての紀要とポスター発表

対象:学年全体

 

‣旅行に行くまで

まず西京の最大の特徴は、インドネシア・グアム・上海・シンガポール・タイ・ベトナム/カンボジア・マレーシアという計7コースから選べるという豊富なラインナップにあるのではないでしょうか!

西京高校では修学旅行のことをフィールドワーク(FW)と呼びます。

このFWに向けての活動は、エンタープライズ(EP)の時間に行います。

まず学年の生徒が一斉に集められ、先生から

私たち教師が準備するのは行きと帰りのチケットと泊まる場所だけです

と宣言されます。それから有志のFW委員が各コースごとに組織され、コース長を中心に何度も会議を重ね、生徒中心で準備を行います。FW委員は部活をしていてもできますし、各クラス40人中7~8人くらいがなっています。

 

帰国後に作る旅行の「紀要」とポスター発表のための下調べは全コース共通で行いますが、他の事前準備はコースごとに違います。筆者が現役西京生だったとき、タイに行ったのですが、現地の高校生との学校交流に向けてAKB48のダンスの練習などもしました。

‣体験記

では実際どんな体験ができるんでしょうか?

今回はインドネシアに行ってきた先輩のお話をまとめました!

 

インドネシアコースでは、ジャカルタとバリ島を訪問します。

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訪れた、バリ島のウブドという村は、音楽・舞踊・絵画など、芸術の村として名高く、観光が盛んなところです。

観光地としての華やかな側面も見つつ、家がない親子や物乞いの姿も目の当たりにします。通称“ゴミ山”と呼ばれるジャカルタのごみ処理場への訪問では、そこに集まるゴミを拾って暮らしている人々の生活を実際に見ることになります。

FWでは、行ってから決まることもあり、たいへんですが、 自分たちで旅を作っていく醍醐味が味わえるのではないでしょうか。

 

こちらの体験は一例ですが、西京高校のFWは他のコースでも、観光地だけではなく、社会問題の現場や現地の高校などを訪問します。現地の高校生に案内してもらって観光したりもします。筆者はタイで、現地の高校生に案内してもらい、現地の人しか知らないような乗り合い船に乗ったりしました。コースによっては現地の村でホームステイしたりもします。高校交流で知り合った現地の高校生と、高校を卒業してもSNSでつながっている人もちらほらいるみたいですよ!

 

‣まとめ

特徴:・FW委員に立候補したら自分たちでFWを作ることができる

   ・アジアならではの体験

   ・旅行ではなくフィールドワーク(現地での調査・研究)

嵯峨野高校京都こすもす科

時期:1年1月中旬

訪問先:シンガポール

期間:4泊5日

事後学習:グループでのポスター発表

対象:学年全体(普通科も京都こすもす科も一緒)

 

‣旅行に行くまで

堀川と西京とは違い、嵯峨野は基本的に 班活動がメインです。帰国後のポスター発表に向けて、事前に決めたテーマを現地で調査します。

まず、クラス内で6つのグループに分かれ、それぞれの班でテーマを一つずつ決めます。たとえばテーマには、「宗教」「物価」「建造物」「食生活」などがあがります。

そのテーマに関する日本の情報と、シンガポールの情報を集めたワークシートを事前に作ります。

その後、テーマに沿った観光ができるように、ガイドブックを見ながら訪問先を決定し、電車の時間や料金、巡るルートを決めて一日のスケジュールを作成。

そのスケジュールは旅行会社に一度送られて、時間の関係で無理がある所などを添削してもらえるので安心です。

 

また班活動と平行して、研修旅行委員会中心で、2クラス合同の、交流校で発表するパフォーマンスの練習をします。

ちなみにお話を聞いた先輩は、日本文化について英語で行うパワーポイントの発表と、ジブリ映画の主題歌メドレーの合唱を練習したみたいです!

 

‣体験記

それでは実際どんな体験ができるのでしょうか?

 

一日目はホテルに到着したら解散で、班での自由行動をします。

お話を聞いた先輩は、多国籍国家であるシンガポールの建築に表れる宗教的様式の差を調べるために、リトルインディア(インド人の街)やチャイナタウンを回ったそうです。

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↑アラブストリートの様子

二日目には現地の高校と学校交流し、オリエンテーションの後、授業を受けます。現地の高校生と連絡先を交換したりする人もいます。

 

全員での観光は、島自体がテーマパークになっているセントーサ島に行ったり、ナイトサファリに行ったりします。しかし、ナイトサファリといえば、ライオンやシマウマ、ゾウが闇の中を闊歩しているのかなと思いますが、実際はシカばかりいるらしく……(笑)。他の動物も若干いますが、たくさんのシカと会えるらしいです!これはこれで楽しそうですね(笑)。

 

‣まとめ

特徴:・班での自由行動が充実

   ・グループ研究

   ・観光地シンガポールを満喫

 

桃山高校自然科学科

時期:2年生10月

訪問先:オーストラリア(ケアンズ・シドニー)

期間:5泊6日

事後学習:特になし

対象:自然科学科のみ

 

‣旅行に行くまで

研修旅行委員会では、出国前は部屋割りなどの事前に決めておかなくてはならないことを話し合います。現地では人数確認や訪問先での英語でのあいさつなどを代表して執り行います。委員会自体は、堀川や西京のように「旅行をつくる」というよりかは、「旅行の進行役」というような形です。

 

現地での自由行動時間に何をするかは、約25グループほど作られる行動班で事前に決めておきます。この行動班は自由に組むことができます。ケアンズ、シドニー、二つの都市で各4時間ずつ自由行動時間があります。

 

‣体験記

桃山高校自然科学科は、4校の中で唯一理系オンリーのコースです。 理系ならではの体験ができるのが魅力だと思います!

 

シドニーでは町中にある地層を観察したり、シドニー天文台で太陽などの星を観測したりします。姉妹校との学校交流では現地の高校生と同じ英語の授業を受けます。ここで注目なのは、高校生だけではなく、現地の大学生とも交流できる点です!現地の大学生と英語でコミュニケーションをとりながら、シドニーを観光します。

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↑シドニー、ハイドパークのアーチボルト噴水

 

ケアンズでは熱帯雨林を観察したり、グリーン島のビーチで遊んだりします。もちろん、カンガルーやコアラとも触れ合えます!

 

‣まとめ

特徴:・理系ならではの体験

   ・ネイティブの英語に触れられる

   ・オーストラリアの主要な観光地を満喫

 

 おわりに

いかがでしたでしょうか?

 

行先が同じところもありますが、三者三様ならぬ、四校四様の修学旅行だったと思います。

学校ごとに特色があって、これは学科や高校の雰囲気にもつながってくるものではないでしょうか。

たかが修学旅行、されど修学旅行。

旅行の内容で志望校を決めるまではいかないかもしれませんが、重要な参考基準にはなるのではと思います!

 

しかし筆者にとっては、インタビューに答えてくれた高校生がみんな、いきいきと楽しそうに、旅行の思い出を話してくれたのが一番印象的でした!

先輩たちのような、入学後の楽しい高校生活を思い浮かべて、受験勉強がんばりましょう!!

カテゴリー:インタビュー

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当記事は、京都にある「堀川・西京・嵯峨野・桃山高校」専門学科入試専門塾のリングアカデミー講師陣が執筆しています。

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