学校情報/入試情報

2018年度西京高校エンタープライジング科−入試問題速報

[mathjax]

 

※新中3・2生徒向け記事

今年の西京高校エンタープライジング科の入試問題を発表!

2018年2月16日、平成30年度京都府公立高等学校入学者前期選抜が行われました。

専門学科専門塾’リングアカデミーは、今年も西京高校エンタープライジング科の出題問題をいち早く分析!

※昨年度の入試問題はこちら。

【速報】2017専門学科入試問題—英語

【速報】2017専門学科入試問題—数学

【速報】2017専門学科入試問題—国語

【速報】2017専門学科入試問題—理科

【速報】2017専門学科入試問題—社会

 

英語

下線部⑦の理由として本文中に述べられていることを、句読点を含む55字以内の日本語で簡潔にまとめなさい。まとめる際には、下の 語句を最低1つずつ使うこと。

自然災害 / 対処 / 研究

Why can Japan give such good help? One of the reasons may be that Japan understands about these natural disasters very well. Japan has experienced serious natural disasters such as big earthquakes, tsunami, and typhoons many times in its history. Because of this, people have studied them to understand how those natural disasters happened and have thought about how to deal with them when they happen. Therefore, studies in this field are much more advanced than they are in other countries. Researchers in Japan today still make great efforts to study nature to predict when these disasters will happen or to think of how they can help people in better ways after such disasters happen.

※編集の都合上、一部修正した箇所があります。

和訳

なぜ日本はそのようないい援助ができるのでしょうか?理由の一つは、日本がこのような自然災害に関してよく理解していることかもしれません。日本は、その歴史の中で何度も大地震や津波や台風といった深刻な自然災害を経験してきました。このことから、人々は、どのようにそれらの自然災害が起こるかを理解するために、それらについて研究するようになり、またそれらが起こった時にどのように対処すべきかを考えるようになった。それゆえ、この分野における研究が、他国におけるものよりもはるかに進んでいます。日本における研究者たちは、今日も依然として、いつこのような災害が起こるかを予測するために自然を研究したり、そのような自然災害が起こった後、よりよい方法で人々を助けられる方法を考えたりする努力をしています。

西京英語・この問題の特徴

この特徴は、1段落を要約する力を求めています。

まず覚えておきましょう。

「段落冒頭の疑問文は、その段落の話題である!」

この段落冒頭では、

Why can Japan give such good help?

とあり、この段落の話題が「日本がそのような良い援助ができる理由」だと1文目を読んだだけでわかりますね!

2文目

まず、核となる理由は、

【2文目】One of the reasons may be that Japan understands about these natural disasters very well.

この、that Japan understand …の部分ですね。

そのため、「日本が自然災害を理解している」ことを解答に入れましょう。

4文目

次に、具体的に理解しているものは、

【4文目】Because of this, people have studied them to understand how those natural disasters happened and have thought about how to deal with them when they happen.

より、「自然災害の発生の仕方」や、「対処する方法」について理解していることがわかりますね。

5文目

また、これらのことから、

【5文目】Therefore, studies in this field are much more advanced than they are in other countries.

より、「この分野の研究が、他国のものよりさらに進んでいる」ことがわかりますね。

つまり、「日本がそのような良い援助ができる理由」としては、

日本が自然災害の発生の仕方や対処方法などを理解しており、この分野の研究が他国のものよりもずっと進んでいるから。

ということがわかりますね。

このように、段落内の重要な部分だけを抽出する力は、字数が多いタイプの記述問題ではもちろんのこと、読解においても生きてきます。

西京英語・2018年度の傾向

西京の問題は例年、文章量と問題数がかなり多いです。

ですが、問うている力は本当にシンプル。そこはブレていません。

昨年比でいえば、文章量も問題数も昨年より減り、難易度は下がっています。

いかに短い時間で多くの問題を、確実にさばいていったかどうかが合否の決め手です。

 

※専門学科専門塾’リングアカデミー‘英語科 門宮先生が講評しました。

 

数学

3 四角形ABCDがある。AB=AD=1 ∠A=60° ∠C=90°のとき四角形ABCDの面積の最大値を求めよ。ただし、答えに至るま

での考え方を文章、式、図などを用いて説明しその上で答えを書くこと。

西京数学

 

 

<解答>

線分BDを引く。図のように四角形ABCDは△ABDと△BCDに分けられる。

この時三角形ABDは条件から一辺が長さ1の正三角形である。

面積は

2018-02-26 (2)_LI

であり、一定である。

よって斜辺の長さが1で∠Cが直角な△BCDの面積が最大になるときとそのときの面積をもとめればよい。

BCを直径に持つ円を考え円周上に点Dをとると△計BCDは上記の条件を満たす。

このとき面積が最大になるのは底辺BDに対して高さが最も大きくなる時でありそれはBC=DCの二等辺直角三角形のときである。

このとき面積は

2018-02-26 (3)_LI

以上から、求める面積は 

2018-02-26 (5)_LI

西京数学・この問題の特徴

西京らしい単問でかつ基本的な知識をきちんと説明できるか聞いている問題です。

まず最初に「図をきちんとかけるか」という関門があります。図形問題を解くときには往々にしてプリントや問題集に載っている問題にそのまま書き込むことがありますが、絶対に図は自分でノートに書くべきです。なぜならば、特に立体の問題では顕著ですが自分の注目したい部分だけを切りとって図を描くことで解答の道筋が見える問題がたくさん存在するからです。また西京高校ではこの問題のように平面の断面図が丁寧に与えられていないということがあるので普段から手で図を描くことは大切でしょう。

次に四角形の面積の問題は扱いづらいので二つの三角形に分ける必要があります。図をしっかりかけた人は△ABDが一辺が1の正三角形であることに気づくことは難しくないでしょう。よってこの問題は直角三角形△BCDの面積が最大になる問題に帰着します。ここで多くの受検生は、直感的に三角形が二等辺三角形になるときに面積が最大になるだろうと予測したと思います。このような頂点の動ける範囲に制限があるとき、二等辺三角形が面積最大となるという問題は一度は見たことがあるでしょう。しかし問題はここからです。はたしてこのままでは二等辺三角形のとき面積最大だと思うから最大、という論証が甘い解答になってしまいます。ここで斜辺が一定の直角三角形→直径に対する円周角 と言い換えることができれば、今の条件では二等辺直角三角形のときが面積が最大であることを図から明瞭に示すことができます。 

この問題は解答をみてこんなに簡単なのかと思う人もいるかもしれません。しかし図形の基礎をしっかり押さえていないと最後までたどり着けないでしょう。

 

西京数学・2018年の傾向

 

2018年度の数学は大問数が6に減り、各大問の最初の問題でそれほど大変な計算がなかったため、合格点を取るのは例年よりやや易しいと言えます。しかし誘導のない大問3や軌跡を扱った大問6など「西京らしさ」も健在しています。西京高校の問題は基礎をきちんと理解している生徒と手でなんとなく解法を覚えている生徒の点数がはっきりつきやすい問題が多いです。闇雲に問題を解くのではなく、今使っているテキストの問題を友達に説明できるくらいに丁寧に解いて理解することも必要でしょう。

 

※専門学科専門塾’リングアカデミー‘数学科 庄司先生が講評しました。

 

国語

 

[一] 問七

傍線部5「私たちは言葉以前に遡ることができませんが、しかし言葉がそのまま経験であるとは言えません」とあるが、筆者がこのように言うのはなぜか。七十字以内で説明しなさい。

 

西京国語・今年の問題の特徴

 

西京の国語では、しっかりとした読解力が求められる難度の高い説明文が出題されます。筆者の考えや、その考えに至る理由を正しく読み取り、記述する力が求められます。この問題も、まず傍線部自体が筆者のどのような考えを表しているのかを考えたうえで、傍線部前後の部分からその根拠となる部分を読み取り、繋げていくという高いレベルの問題です。

 

西京国語・2018年度の傾向

 

全体として傾向に変化はなく、レベルの高めの説明文と、古文は説話から出題されました。

古文も、説話の面白みや内容を正しく読解できるかをしっかりと問う問題になっており、中途半端な読み方では解答しきれないものになっています。

また、選択問題、本文中からの抜き出し問題から、六十字以内~百字以内など長い記述問題までがバランスよく出されるため、さまざまな形態での解答力を育てていく必要がありそうです。

 

 

※専門学科専門塾’リングアカデミー‘国語科 坂上先生が講評しました。

 

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当記事は、京都にある「堀川・西京・嵯峨野・桃山高校」専門学科入試専門塾のリングアカデミー講師陣が執筆しています。

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