
- こんな人におすすめの記事です!
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- 自宅で使える洛北・西京附中の国語向けの市販教材が知りたい!
- 洛北・西京附中の国語の勉強の進め方を知りたい!
- 洛北・西京附中の国語の内容について知りたい!
洛北・西京附中の国語、どうやって勉強を進める?
「国語の勉強」と一口に言っても、その方法は問題の種類によって大きく異なります。
今回は洛北・西京の国語を「作文問題」と「読解問題」に分け、それぞれ市販の教材でどこまで対策可能なのかを見ていきます!
作文問題
「公立中高一貫校の作文」向けの市販教材はあるものの、出題される作文の形式や難易度は、学校ごとに異なるため、勉強法も違ってきます。
ひとくくりに「公立中高一貫校の作文」とうたう教材をただ解くだけでは、期待する力はつけられません。
特に洛北・西京附中の作文問題は、「自分の意見」を構築することが強く求められますが、ピンポイントでそういった力をつけることを狙った教材は極めて少ないというのが現状です。
洛北・西京附中の作文対策として市販教材を使う場合は、専門の塾や講師から作文の書き方のノウハウを一度学んだ上で、その演習用として用いるのが得策です。
読解問題
作文問題と異なり、洛北・西京附中の読解問題はオーソドックスな問題が多いです。
そのため、演習だけでなく解き方のノウハウを学習することにおいても、ある程度は市販教材等で対策可能です。
ただし、記述問題(特に要約問題)には注意が必要です。文章表現力を身につけたり、書き上げた答案を自己採点できるようになるためには、市販教材だけでは難しいと言えるでしょう。
作文問題ほどではありませんが、市販教材等の学習だけで行き詰まった場合は、一度、専門の塾や講師による指導を受けることが堅実です。
このように、「洛北・西京附中の国語対策にはこの一冊!」という市販教材はあまりなく、「どんなことをやりたいか」によって、勉強方法や教材を丁寧に選ぶことが重要です。
西京附中志望者は特に必見!作文対策の市販教材!
そこで今回は、「作文の書き方はある程度知っていて、洛北・西京(特に西京)附中の作文演習をはじめたい!」という人向けの市販教材をご紹介します!
例年、西京附中で出題される作文では、「一段落目で本文のメッセージを要約する」「二段落目で自分の意見を述べる」という二つの作業が要求されます。(H30年度のみ例外)
そうなると、西京附中型の作文を自宅で勉強する難しさのひとつが、「練習用のほど良い文章」を探すことです。
この教材の文章は、話題や難易度が西京附中の出題文に近いため、無駄がなく安心して取り組めます。
さらに、西京附中の出題文より字数がやや少ないため、「過去問を使うのはまだちょっと・・・」という人には特にオススメです!
オススメの使用法は、「この教材の文章を、50~100字程度で要約した後、それに対する自分の意見を100~150字程度で書く」というものです。
ぜひお試しください!
読書好きな上級者向け!読解問題の背景知識を養う市販教材
「普段から本をたくさん読まないと、国語の力は伸びないよ!」
そう言われたことはあるでしょうか? しかし、「読解問題」に限って言えば、ただ本をたくさん読んだからといって問題が解けるようになるわけではありません。
では本を読むことで得られるものは何でしょうか・・・? そもそも、どんな本を読めばよいのでしょうか・・・?
こういったことが気になる人にぜひご紹介したいのがこちらです。
実はこの本、洛北・西京附中の両校が、過去の入試で文章を引用しています!(「ちくまプリマー新書」の本ですが、このシリーズの他の本も入試に引用されています!)
この本の良いところは、
- 入試で出題されるような話題や背景知識に触れられる
- 長い文章を読むことへの抵抗感を減らすことができる
- 正しい日本語や豊富な語いに触れられる
といった点です。
もちろん、この本を読んだだけで読解問題の力が身につくわけではありませんが、洛北・西京附中の対策としては、オススメしたい本です。
読書が好きな人、国語が得意な人、問題を解くこと以外の勉強がしたい人にはおすすめの本です!
かなり読みごたえがあり、小学生が一人で読むには難しいかもしれませんので、おうちの人と一緒に読んでみるのも良いかもしれません。