
- こんな人におすすめの記事です!
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- 習い事が忙しく、受験勉強と両立できるか不安
- 受験をしようか迷っているが、習い事はやめたくない!
- 他の受験生が習い事をどのくらいしていたか知りたい
習い事と洛北・西京受験は両立できるか?
もうすぐ夏休みが始まるこの時期、小学6年生にとっては、「夏から受験勉強が忙しくなりそうだし、習い事はやめないといけないかな…」と悩むころではないでしょうか。
小学5年生以下のみなさんも、「習い事をしながら合格できるのかな…」と考えたことがあるかもしれません。
そんなよくある悩みに応えるために、習い事を続けながら西京附中に合格したAさんの例を見つつ、「習い事と受験勉強の両立法」をご紹介します!
まさかの週4回!習い事を続け、合格へ
Aさんはバレエの習い事に打ち込みながら、塾にも通い西京附中を目指していました。Aさんの一日のスケジュールは次のとおりです。
- 月:塾の個別指導クラス
- 火:バレエ
- 水:バレエ
- 木:バレエ(直前は自宅学習)
- 金:バレエ(直前は自宅学習)
- 土:塾の集団クラス
- 日:塾の集中講座と自宅学習
習い事は、多いときは週4回ありました。6年の9月のコンクールに出て、12月中旬ぐらいに休みました。本当にやりたいから、本当にギリギリまで続けていました。
直前期に入るまでは、月曜は個別指導、火~金はずっと習い事が入っていて、土曜は塾、暇なのは日曜くらいでした。だから、宿題は日曜に必死にしていました。
週4回の習い事を12月中旬まで続けても、きちんと家庭学習の時間も取ることができれば合格は目指せるということがわかります。
習い事にも全力で向き合いたい受験生にとって、とても励みになりますね。
では、こんなAさんの一日はどのようなものだったのでしょうか。
習い事のある日は、家に帰ってくるのが19:30くらい。お風呂と晩ご飯で20:30から21:00くらい。そこから2時間は勉強して、24時には必ず寝ていました。直前期は習い事の回数を減らして、木と金にも自宅学習していました。
少ない時間で効率よく勉強する方法
Aさんは、「他の人より少ない時間で効果を出すためには、効率がなにより大事」と強調します。
授業の板書をただ全部書き写すのではなくて、ポイントに色を付けてわかりやすくしたり、後からその授業でなにが大切だったか、振り返ってわかるノートを作ったりしていました。1冊のノートに、問題の解き方とか自分が何回やってもできない、覚えないといけないポイントをまとめて、テスト前にパッと確認できるポイントノートを作っていました。
また、Aさんは塾の先生への質問も欠かしませんでした。
わからない問題は、わからないまま過ごしてしまうと、結局入試の日に不安になってしまうので、その不安を全部消したいと思いました。 でも、全部質問するのではなくて、まず解説を読むようにしていました。 質問のときも、「解説のここまでは理解できたけど、ここからがわからない」みたいな聞き方をしていました。
質問した後、復習も十分行っていました。
質問を受けた後の復習は、まずは聞いた解説メモを見ながら一度、解いていました。次は見ずに、2,3日空けて解いて、わからなかったら見て…それを繰り返していくうちに解けるようになりました。少なくとも、3回は解き直していました。
大変な受験を乗り越えた「想い」
習い事との両立は、もちろん簡単な道のりではありませんでした。
受験やめたいなって思っていたときもめちゃくちゃありました(笑)。特に6年のはじめは、こんなにしんどいのに、これで結局合格しないくらいなら、やめたほうが良いんじゃないかと思いました。お母さんたちにも、そんな気持ちならやめたらと言われました。
でも、「やめたい」と「行きたい」だったら、やっぱり行きたい想いのほうが強かった。なら、頑張るしかない。行きたい気持ちだけは誰にも負けてなかった。
後輩受験生に応援メッセージ!
やっぱりしんどい時はあるけど、そういうときは志望校に受かった自分を想像してみるといいよ。そして、絶対行きたいっていう気持ちを大切にしてほしい。そうしたら、あとは頑張るしかない!
- まとめ
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・1日2時間、効率よく勉強することで習い事と両立して合格が目指せる!
・先生への質問は、事前の準備とその後の復習を欠かさない!
・最後に自分支えてくれるのは「この学校に行きたいという強い想い」