「歴史は流れで覚えろと言われたがどうしても流れが覚えられない」という受験生はかなり存在するでしょう。
特に、歴史の流れをそのまま問題として問うような、西京や嵯峨野の「並び替え」の問題など、苦手ではありませんか?
そんな受験生のために、「流れ」を理解するためのたった1つのポイントと、「流れ」を理解しながら歴史を勉強できる参考書をご紹介します。
「5W1H」で「流れ」をマスターしよう
歴史というのは、過去から現在までに、人々が行ってきたことを集めたものにすぎません。したがって、歴史を理解するために必要なポイントは、「5W1Hを押さえているか」です。
「5W1H」とは、
What なに
When いつ
Where どこで
Who 誰が
Why なぜ
How どうやって
の6つです。
この6つを常に考えながら歴史を勉強していくと、驚くほど早く「流れ」が身につきます。
「流れ」を楽しく理解する参考書
そんな歴史の「流れ」を素早く理解するための手助けになるのが、
学研より発売されている「まんが攻略BON!中学歴史 上・下」です。
おすすめ時期:~中3夏
レベル:基礎固め
おすすめ使い方:
歴史を覚えるのがつらいという人にはとてもおすすめです。それぞれの時代の要点を、すっきりマンガで紹介してあり、章末には確認問題がついているので、マンガの「読みっぱなし」を防ぐことができるだけでなく、「流れ」と「細かな知識」それぞれをうまく両立させることができます。
注意事項:
受験に必要な要点をマンガで解説しているので、かならずしも「すべての歴史のイメージ」を理解できるわけではないことは押さえておきましょう。時間的に余裕がある受験生で、歴史をなんとかしたい人は、小学生向けの「まんが 日本の歴史」を一気に読んでみるとよいでしょう。読みやすい上に、必要最小限の歴史人物を扱っているので、シンプルに歴史を勉強することができます。学校や図書館にあり、お金がかからないのも魅力です。
覚える」ことと「イメージを理解すること」
歴史を理解するだけなら、イメージを理解だけでも十分かもしれません。しかし、「歴史のテスト」で高得点を取るためには、イメージの中にでてくる「歴史用語」を覚える必要があります。
「用語を覚えるうちに流れがつかめる」人もいれば、「イメージから入って流れがつかめる」人もいます。自分自身の向き不向きを考えてみて、「イメージ」が分からない人はぜひこの参考書を試してみてください。