「現代文は、入試本番でどんな文章が出るかわからないし、直接的な対策ってできないよね。本とかたくさん読んでコツコツ国語のセンス磨くしかないのかなあ。」
と思っているそこのアナタ!ちょっと待って!これ、全部ウソっぱちです!
現代文には、正しい勉強法というものが存在します! (残念なことにこれを学校で教えているところはほとんどありません。)
そして正しい勉強法をマスターすればどんな難文が出てこようと関係ありません。
必ず高得点を取ることができるます!
現代文の最重要ポイント
今日はその中の、最も重要なポイントを1つ紹介します。
それは「文章の構造をとらえる」ということ。
現代文を解く上では、筆者の主張の核をとらえて文章全体の”流れ”をつかむことが最も大切です。
ポイントを実践しよう
「なるほど。でも、じゃあ実際どうやったらいいわけ?」という声が聞こえてきそうですね。
お教えしましょう。以下の文章を見てください。
「AとはBであり、またCとも言える。つまりこれらはDとして見ることができ、それはすなわちEなのである。」
どうですか?内容がわからずとも、なんとなく話の流れはつかめますよね。
そうなのです。「内容と内容の繋ぎ目」を見れば話の流れはつかめるのです。これが文の構造を理解するということです。
筆者は主張をくり返す
さてここで一番注目してほしいのは、この文章、結局AもBもCもDもEも内容的には全く同じものである、ということです。
「え?そう?」と思った人はもう一回よく見てみて下さい。全く同じ内容を何度もくり返しているの、分かりますか?
実はこの「筆者は文中で何度も主張をくり返す」といのは、全ての評論文にあてはまる大原則で、筆者はなんとかして自分の主張を読者に伝えようと、あらゆる語彙を駆使して何度も主張を言い換えます。
しかし、そこでどれだけ難しい言葉が登場しようと、A=B=C=D=Eという構造が把握できてさえいれば5つのうちのどれか1つを理解するだけで、他の4つも理解したことになるのです。
さいごに
これから現代文の問題を解くときは、ぜひこの「内容と内容の繋ぎ目」に注目してみて下さい。具体的には、接続語や、助詞、指示語といったものです。
それらをしっかりとチェックするだけで、現代文は劇的に簡単になるはずです。