「地理は地図を使って覚えよう!」
これはよく言われる勉強法ですが、具体的には地図をどう使えばいいのでしょうか。
地図帳を開いてみても細かい地名がビッシリ…。どれを覚えればいいのか分かりませんよね。
地図帳や教科書の地図にはたくさんの情報がのっていますが、実際の受験ではそれらすべてを覚えなければいけないわけではありません。 そんな時に使ってほしいのが「白地図」。 真っ白な地図なので、本当に重要なことだけを書いて覚えることができます。
こんな人にオススメ!:地理の授業は終わったけれど、基礎的な知識が定着しているか不安な人。
特徴
① 単元ごとに地図がある!
白地図のメリットは、必要な情報だけを書き込めるところです。 この参考書は学習単元ごとに白地図があるので、自分が今復習している単元の情報だけをピンポイントで覚えることができます。
② 周辺知識もカバー!
必要な事項だけでなく、その周辺知識もあわせてのっているので、様々な角度から知識の定着をはかることができます。
③ 赤シートで再確認できる!
この参考書の良いところは、解答が赤で書かれているところです。 付属の赤シートをかぶせれば答えが消えるので、解答を使って何度も復習ができます!
白地図を味わいつくす使い方!
教科書にも地図はのっていますが、教科書を見るだけでは記憶には定着しません。覚えるためにはやはり手を動かすことが大切です。
1. まず、空欄を埋める
この参考書はテーマごとの地図と、地形や産業を問う空欄部分から成っています。 まずは、空欄部分を埋めていきましょう。
2. 情報を付け足していく
一通り空欄が埋まったら、まわりの空白部分に情報を書き足していきましょう。 紛らわしい単語や、同じ場所にある特産品などを書き足していくとよいでしょう。 「徐々に書き足していく」という作業をすることによって、一度にたくさんの情報が入ってきて混乱する、ということがなくなります。
3. まとめノートがわりに使う
こうして情報を付け足していった参考書は、まとめノートとして使うことができます。 もし問題演習をしていて分からなかったところがあれば、この参考書に書いておきましょう。間違えた事項に線を引いたり、勘違いした用語を書き加えたりすれば、自分に最適なまとめノートができあがっていきます。 そして間違えるたびにこの参考書を見直すことで、自然と復習ができるようになります!
いかがでしょうか。社会の暗記で大切なのは、「本当に覚えるべき情報」を“何度も”見直すことです。 情報を絞った白地図で、合格への最短ルートを見つけましょう!