この記事は専門学科専門塾‘リングアカデミー’の講師が執筆しました。
京都府の公立高校入試制度、把握できてる?
突然ですが、質問です。
「京都府の公立高校の入試制度」、しっかり把握できていますか?
中学2年以下の人は、ほとんどが完璧には把握できていないのではないでしょうか?
受験生でも「ちょっと曖昧かな…」なんて人はたくさんいると思います。
確かに、京都って公立高校の入試の制度って難しいですよね…
そこで!今回は京都府公立高校の入試制度を「あきれるほど」わかりやすく説明します!
京都府公立高校の入試制度の世界一分かりやすい説明
この表さえわかっていれば、公立高校の入試制度の8割はわかったと言っても過言ではありません!
※京都市・乙訓地域以外の地域では、募集定員が一部変わることがあります。 ですが、大きくは変わらないので、中学2年以下の人は特に気にしなくても問題ありません! (他の地域の情報が気になる方は、京都府教育庁HPからデータを探してみてください!)
大事な情報だけをピックアップしているので、どこも重要度は高いです。 中でも特に注目すべきポイントは、
①内申点が3年分加味されること
②中期入試になると、いわゆる副教科(音楽・美術・技術家庭・保健体育)の比率が大きくなること
の2点です。
特に、中学1・2年の人はこの点に注意して、定期テストの勉強に力を注いでください!
受検生に注目してもらいたいのは、普通科の前期入試は英数国の3科目しかないことです!
中期入試では必要になる理科と社会の勉強を、どの時期までやるかは1つの合否を左右する大きなポイントになるでしょう。
専門学科の独自問題って…?
高校によって、科目も違えば、配点も違います。
例えば、まなべーとを運営している専門学科対策の専門塾”リングアカデミー”で対象にしている4校は、下の表のような科目・配点になっています。
上記の専門学科に関して言うと桃山高校自然科学科は、社会の試験がなかったり、配点も傾斜がなかったりと、かなり特徴的ですね!
また、どの高校も学力検査と内申点の点数比が4:1となっていて、普通科に比べると、当日の試験の比重が大きいことがわかります
※この4校に関する詳しい学校情報/入試情報はこちら
【堀川高校丸わかり】受験するなら知っておきたい入試分析と対策編
【西京高校丸わかり】受験するなら知っておきたい入試分析と対策編
ややこしい中期入試制度、詳細まで知ってる?
前期入試では、「この高校に一番行きたい!」という第一志望校のみ出願します。
しかし、中期入試は全く違います!
京都府公立高校の入試制度をややこしくしているのは、「中期入試の選抜方法」の影響が最も大きいでしょう。 それほど、選抜方法は複雑です。
これについてもまとめたデータがあるので、以下の図を見てください!
ここに関しては、完全に把握するんだったら、その時間を勉強にあてた方がよさそうですね…(笑)
ただ、ボーダーラインぐらいの高校に挑戦しようと思っている人は、「第1志望第2順位」「第2志望」の高校をどうするかはしっかり考えていかないといけませんね!
受験生の人もそうでない人も、必要な情報だけをしっかりおさえて、受験まで1日1日大切に過ごしていきましょう!
専門塾による入試分析
堀川・嵯峨野・西京・桃山対策専門塾「リングアカデミー」は、専門学科入試が始まって以来、入試分析を重ねてまいりました。そのエッセンスを9月21日(日)の入試分析報告会では、オンラインでみなさまにお届けします。
入試分析報告会 詳しくはこちら
特徴①4校の最新入試の傾向を丁寧に解説。
科目ごとに、4校に共通の傾向、学校ごとの傾向やその変化などについて解説します。「専門学科入試で求められる力」のポイントをまとめました。
特徴②分析だけで終わらない。明日から役立つ勉強方法
各科目の分析をもとに、明日から実行できる受験勉強のコツを解説します。合格までの明確な対策の道筋を示すことで、受験生の今後の学習効率を高めることを目的としています。
特徴③ここでしか聞けない話が満載!トークライブ
志望校に合格した先輩たちのリアルな体験談が聞けるトークライブは、毎年大好評の企画です。「苦手科目の克服方法」「モチベーションが下がった時の対策」など、ここだけでしか聞けない話が盛り沢山です。また、トークライブ後は、個別相談会を実施予定です。
まなべーとを運営する"専門学科対策の専門塾 リングアカデミー"は勉強だけではなく、進路相談の面でも一人ひとりに対して手厚く全力でサポートし、受験を共に走りきります!