中学3年生の皆さんは、そろそろ過去問演習をスタートしている時期でしょうか?
この時期多くの受験生が苦しむのが、国語の「記述問題」。
「ぜんぜんどう解いていいか分からないし、丸つけも復習もどうしていいか分からない!」
そんな悩みをよく耳にします。
今日は「なんとなく」に頼らず、正しく記述力をつけていくためのコツをご紹介していきます!
「なんとなく解いた」禁止
まだまだ「国語ってセンスでしょ?」って思っている人や、「国語はいっつもなんとなく解いてる」という人が多いと思います。
リングアカデミーの講義を受けてくれている人は、徐々にその感覚が薄れてきているかと思いますが、実際まだまだ難しいですね。
そこで誰でも手っ取り早く、国語を論理的に解く方法を2つお教えします!
①字数から逆算せよ
記述問題の多くは「〇〇字以内」という制限がついています。
「字数が多くていやだなあ」とついつい思ってしまいがちですが、実はこの「字数」はヒントとして活用することができます。 その方法はいたってカンタン!
制限字数を見たときは、必ず「字数÷20」をしてみましょう。
すると、記述答案の部分点要素の個数が商として現れてくるのです。
たとえば「60字以内」という制限を見た時は…「20」で割ると「3」。つまり、部分点要素が3つあるということです。
普段からこうして、要素の個数を逆算して意識しながら記述問題に取り掛かると、うっかり要素を落としてしまったり、逆に深く悩み過ぎてしまったりすることなく、効率的に取り組むことが出来るようになります。
②引用元をマークせよ
そして部分点個数が逆算出来た後は、いよいよ本文から手がかりを探していくことになります。
その時気を付けてほしいのは、必ず「引用元」をマークしておくこと。
面倒に思われるかもしれませんが、ココでマークを残しておくと、〇つけの精度が格段にアップするのです。
みなさんは普段〇つけをする時、「これで正解なのかよくわからん!」と思う瞬間はありませんか?
日本語はいろいろな表現が可能なので、答案だけ見ているとこうなってしまうのは当然です。
ではどうすればよいか?
まずは模範解答を見て、解答が引用している箇所にマークをつけてみてください。
そしてそのマークの箇所が自分の箇所と一致しているかを見てみましょう。
一緒であれば、多少表現が違っても、正しく理解できている証拠。〇にしてOKです。 ズレていたり不足していたりする場合は、自分に見落としがあった証拠。なぜその部分が答えになるのかを考えてみましょう。
2つの方法を使って、効率よく対策!
以上2つの方法を紹介しました!
日頃の学習の質をアップさせていくため、また見たことの無い問題でも確実に点数が取れるようにするため、ぜひ心がけてくださいね。
この2つ以外にも、細かなテクニックや注意点が盛りだくさん。 特に記述がニガテだという皆さんは、”専門学科対策の専門塾、リングアカデミー“の『11/6(日)採点官はココを見る!赤ペン添削記述ゼミ(※終了) 』がオススメです。 答案を直接添削しながら、自分に合ったアドバイスを受け、完璧にマスターしましょう!