
こんな人に読んで欲しい!
・新高3
・部活はまだまだ忙しい
・受験勉強は本格的に始められない…
上の3つに当てはまる受験生、周りの人達が受験勉強に本腰を入れ始めてて焦る…自分は夏休みからで間に合うのか…?なんて、不安になりますよね。しかし、しっかり基本の力をつけていれば、実戦的な力は夏からグングンついてきます!夏から伸びるための、最低限の基本を身につけるために今すべきこと、お伝えします!
①英単語(目標は一週間に100語!)
1週間に100語なんて多そう!とおもったアナタ。
1日あたりに直すと約14語と聞くといけそうな気がしませんか?
目安は、1週間に50~100語ぐらい。この際、1日に10語ずつ覚える!よりも1週間、毎日70語見る!の方が頭に残りやすいです。(簡単そうに言いましたが結構大変ではありますよ。笑)
あと、長文読むときには、ひとつの単語の意味をうーん、うーんと考えてる暇はないので、意味がパッと出てくるようにしておきましょう。
夏になっていざ英語の実戦演習(主に長文読解)始めてみると、語彙力の重要性に気づきます。単語帳は学校で使ってるものでも、自分の気に入ったものでも何でもいいので、1500語程度は覚えておきましょう!
②数学の基礎問題(特に計算)
これも、実戦演習始めてみると大切さがわかります。
入試の過去問とかでよく出る複合問題解いていて、「あ、あとこの積分だけすれば答え出る!」ってとこまでいくのに、「あれ、この積分ってどうやるんだっけ…?」ってなった時の悲しさ。ここまでできてるのに完答できない!ってなっちゃいます。夏から計算の復習してるとかなり遅れを取っちゃうので、計算を完璧にしておきましょう!(もちろん計算ミスもなくせるようにね。)
※盲点になりがちなのが数学A。確率分野や図形の基本問題は大丈夫ですか?
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③授業はちゃんと聞く
当たり前やろ!と思うかもしれませんが(笑)、これはしっかりしておきましょう。
どんなに忙しくても、授業時間は勉強する時間。
その時間が確保されていると考え、その時間中はきちんと学力をつけましょう。特に理科や社会など、3年になっても未習分野を扱っているような場合は、授業中に習った範囲は授業時間内に完璧に理解する!ぐらいの気持ちで授業を受けましょう。
④基礎が身につくまでは焦って難しい問題集や過去問に手を出さない!
ん?となった方もいると思いますが(笑)、3つ目は、「すべきこと」ではなくて「すべきでないこと」です。
過去問は早めに見ておいた方がいいんじゃ?と思った人、それは正解です。過去問を見て、この程度の問題が解けるようになればいいんだな、とひとまずゴール地点を確認するのはとても大切。
ここで言っているのは、「基礎もできていないのに過去問や応用問題ををやり込みにいかないこと」です!なぜかと言うと、語彙力や計算力にまだ不安があるのに、難しい複合問題をバンバン解くのは「時間のムダ」だからです。野球で言えば、キャッチボールもできないのに練習試合をバンバンやるみたいなもの。演習問題を解くのは、基本ができていることが前提の勉強法。演習問題は夏からでもOKなので、夏までは基礎を固めることを優先しましょう。
まとめ
以上、いかがでしたか?「もう語彙力も計算力も問題ないわ!」という方はここに書いてることは無視してください。
まだ本腰入れて勉強する時間もないし、基礎もまだ不安…という方はぜひ、上記のことをやっておいてください!
夏から本腰入れて勉強し出した時に、成績がグングン伸びていきます。夏の模試ではD判定でも、秋にはB判定、本番の入試では合格者平均点を大幅に上回って合格、なんてことも可能です!焦る気持ちは誰にでもあると思います。その焦りを空回りさせることなく、うまく勉強のモチベーションに変えて、最低限、すべきことを着実にこなしていきましょう!