【京大文系志望向け】化学?生物?物理?地学?選択理科の選び方

2023年02月03日
高校生向け 受験対策/勉強法

 

こんな人に読んでほしい!

・高1、高2で理科の選択科目を決めていない 

・今勉強している科目は少しニガテ・・・

選択科目はとても悩みますよね。。。

志望校や自分の特性を考えた上で、適切な選択をする必要があります。前回の「【京大文系志望向け】 世界史?日本史?地理?倫政?選択社会の選び方」に引き続き、今回は理科です!

文系で理科を勉強しなければいけないのは、ほとんどが国公立大学志望の人たちだと思うので、ここではそれを踏まえて説明します。

文系の理科は、共通テストでは「基礎2科目」を選択することになります。物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎の4科目を見ていきましょう!(ちなみに筆者は物理基礎、地学基礎というかなり珍しい選択でした。)

化学基礎

知識問題と計算問題がまんべんなく出されます。計算も基本的なものが多く、ある程度慣れてしまえば解けるようにはなるはず。受験者数は2番目に多い。

こんな人にオススメ!

・計算も暗記も、バランスよくやりたい

 

生物基礎

暗記量が最も多いです。その反面、計算問題は少ないので、数学が嫌いな「The 文系」の人にはオススメ。受験者数は4科目の中で最も多い。

こんな人にオススメ!

・計算は嫌い!

・暗記はできる!

 

物理基礎

暗記量は最も少ないですが、計算量が多く、公式の使い方にも多少の思考が必要です。数学が得意で、理系的な勉強が苦にならない人は短時間で高得点が狙える科目。

こんな人にオススメ!

・計算が得意!

・暗記はあまりしたくない!

 

地学基礎

計算は少なめで、暗記の比重が高いです。内容のボリュームはそれほど多くなく、比較的短時間で高得点を狙えます。ただ、地学を扱っていない高校もあるので、必ず選択できる科目ではありません。

こんな人にオススメ!

・計算より暗記がいい!

・高校で地学基礎の授業がある

 

ちなみに、京大文系志望者で一番多いのは、生物基礎と化学基礎という組み合わせだとか。センター試験だけということも考慮した上で、どれぐらい時間をかけるかも重要な判断要素になります!

進路調査寸前でどうするか悩んで慌てて選んでしまわないように、戦略的に早めに考えておきましょう!