受験生物の勉強法ってどうしたらいいんだろう…。
生物のような暗記科目って勉強の仕方も参考書の使い方も人それぞれで迷いますよね。
今回は、理科で高得点をとったおかげで京大農学部に受かった私の、
とっておきの生物の勉強法を紹介します!
教科書を使え!
私が何よりもやりこんだ参考書は、学校で買った生物の教科書です!
え、参考書って問題集とかじゃないの?
と驚かれる方もいるかもしれません。
しかし、生物については、私の恩師が言った名言がこちらです。
『生物を使って受験に合格したければ、教科書を丸暗記しろ!』
なんで教科書なの?
大学受験での生物の問題は、A:知識を聞くものとB:考察を問うものの2種類があります。
A:知識を聞くものは、基本的に教科書の太文字からしか出ませんし、
載っていないものが出ても、他の受験者もみんな答えることができません。
また、B:考察を問うものも、一部の誰が解けるの⁉という問題を除いては、
教科書に載っている実験を元に考えれば方針が見つかるものがほとんどです。
したがって、教科書を完璧に理解しきることが合格点をとる近道
と言うことができるでしょう。
教科書の使い方
では、教科書を使って具体的にどう勉強すればいいのでしょうか。
私からは「①読む!②描く!③調べる!」という
3つの方法を提案したいと思います。
① 読む!!
ひとつ目の方法はとにかく読むことです。
とにもかくにも、生物の受験範囲の内容を理解しないと勉強のしようがありません。
私は高校に電車通学していたので、その車内で教科書を読むようにしていました。
授業で教科書を使うからといって、内容全てを知っているような気になっていませんか?
コラムや細かい仕組みなどは、授業で聞いただけで満足しがちなので、
何度もしっかり読むことで、理解を深めましょう。
② 描く!!
私の一番のおススメが、この描くという勉強法です。
教科書に載っている図や覚えていないことを、自分なりに別のノートにまとめてみましょう。
生物で出てくる回路や図って、似ているものが多くてややこしかったり、
細かい数字が出てきたりして、覚えるのが大変ですよね。
しかも、そんなところほど受験の問題として出てきます。
でも、覚えたい教科書の図や表を眺めているだけではなにも頭に入りません!
どんどん手を動かして、手と頭の両方で覚えましょう。
私にはこの方法がハマったようで、
頑張っても7割程度しか取れなかったセンター生物の点数を
満点近くまで上げることができました。
上の写真は、筆者が実際、受験生時代に描いたノートです。
③ 調べる!!
受験生物の知識がだいたい頭に入ったなと思ったら、次は演習に移りますよね。
そんな時にも便利なのが教科書です。
問題集を解いた後、間違えてしまったところや自信のないところは、
どんどん教科書を辞書代わりに使って復習しましょう。
具体的には、教科書でその範囲を読み直したり、ついでに関連項目をおさらいしてみたりします。
何度も繰り返し読むことで教科書の内容が頭にインプットされていきます。
教科書は、かなりの情報量がある上にレイアウトもわかりやすいため、辞書としても使いやすいですよ。
まとめ
以上が、生物の受験勉強をしていて効果的だなと思った勉強法です!
ここまで教科書を使い込めば、その事実があなたの自信に繋がります。
物理選択者に比べて、少数派であろう生物選択だからこそ、
その生物を得点源にしていきましょう!