【堀川高校丸わかり】受験生が知るべき堀川高校11の特徴

2022年06月10日
中学生向け 学校/入試情報
1.設置コース
2.アクセス
3.進学実績
4.文理選択のタイミング
5.学校行事
6.部活
7.卒業生の声
8.探究科と普通科の違い
9.偏差値
10.入試の配点
11.合格者平均点

 

設置コース

普通科(80名)

探究学科群(人間探究科・自然探究科)(160名)

アクセス

阪急京都線(大宮駅下車、徒歩約5分)

京福電鉄嵐山本線(四条大宮駅下車、徒歩約5分)

京都市バス(四条堀川停留所下車、徒歩約3分)

京都市営地下鉄東西線(二条城前駅下車、徒歩約15分)

JR嵯峨野山陰線(二条駅下車、徒歩約20分)など、いろいろな交通機関で通っている人がいます。

 

進学実績

探究科は毎年数十人ずつ京大・東大合格者を輩出します。

その他、近畿圏内の国公立大や私立大に進学する人が多いですが、中には他地域の大学に進学し、その大学にしかない強みを存分に享受しながら、アカデミックな方面に活躍する卒業生もいます。
探究科と比べると少ないですが、普通科からも京大に進学する人がいます。
その他、近畿圏内の国公立大や私立大に進学する人が多いです。全体として、基本的に本人の進路意志を尊重してくれるので、どの大学を目指そうとも先生に止められることはほぼないと思います。

文理選択のタイミング

1年生の後期に入るタイミングで進路調査があり、2年生になるときに完全に文理に分かれます。

探究科はこの時に人間探究科と自然探究科に分かれ、クラス分けにも影響してきます。その年の文理選択の人数比率にもよりますが、2年生の間は探究科4クラスのうち2クラスが文理混合クラス2クラスが完全理系クラスになり、3年では完全文理別(文系クラス1つ、理系クラス3つ)でクラスが組まれる傾向があります。
探究科と普通科はクラスが混ざらないので、普通科は2クラスの中でクラス替えを行います。そのため、文理ごとにクラスを分けるということもないと思います。

学校行事

大きな行事では、年に3回の生徒会行事(球技大会・文化祭・体育祭)があります。
6月に行われる球技大会では例年バレーボールでクラス対抗の総当たり戦が行われ、クラスごとに順位を争います。球技大会の数週間前からは、休み時間にグラウンドの解放・ボールの貸し出しが行われ、クラスメイトと練習に取り組みます。また、各クラスの個性が込められたクラスTシャツも球技大会でお披露目になります。
8月末~9月初めに行われる文化祭では、堀川高校生の個性と熱意がつまった企画が多く出展されます。クラス企画として、主に1・2年生は講堂劇、3年生はアトリウムパフォーマンス(アトリウムと呼ばれる吹き抜けのところで踊ったりします)を行うほか、各部活動による企画や有志団体による企画、生徒会執行部が行う本部企画など盛りだくさんです。特に3年生は文化祭のパフォーマンスに並々ならぬ熱意を注ぐ人も多く、毎年多くのドラマが繰り広げられます。文化祭が終わった後の感覚は、さまざまな思いが混ざり合って言葉にできません……!
文化祭の数週間後に体育祭が行われます。全体としては(ガチで勝敗を決めるというより)どちらかというと楽しむことメインの体育祭です。種目はクラスの半数以上が参加する大繩飛びや、意外とみんながんばる騎馬戦など、結構バラエティに富んでいます。一方で、陸上部とサッカー部が雌雄を決する部活対抗リレーやクラス対抗リレーなど、かなり盛り上がる種目もあり、なかなかほど良い感じの体育祭です。
また、生徒会行事以外にもたくさんの行事があります。遠足や演劇鑑賞、1年生の終わりで行く海外研修(修学旅行)、2年生での研究発表、著名人の講演会・ワークショップなどなど、楽しむ行事とともにさまざまなことを学べる機会があります。海外研修の運営など、それぞれの行事に生徒自身が大きくかかわっていくものが多いのも特徴です。

部活

体育系と文化系、ともに盛んな印象です。部活所属率も結構高めです。
体育系では野球・サッカー・バスケ・バレー・陸上・剣道・バドミントン・テニスなどメジャーなスポーツを中心に、勉強との兼ね合いも考えながらなるべく多くの練習時間を取っている部活が多いと思います。
文化系の方はゆるめの部活が多く、吹奏楽・軽音・演劇・美術・茶道・電算機研究部・食物部・文芸部・自然科学部など、少し変わった活動まで楽しく幅広く活動している部活が多いです。
それらの「部」とはやや違った活動をするものとして、新聞局・放送局・生徒会執行部があります。これらも入部などの手続きはほかの部と一緒なので、入部届を出せば普通に入れます。新聞局は校内新聞の発行、放送局はお昼の校内放送・行事の際の放送、生徒会執行部は生徒会行事の運営・生徒総会の開催・生徒会報の発行・各部会の日常運営などを行います。
兼部は体育系・文化系をまたいで、または文化系2つまでで可能です。体育系を2つ兼部することはできません。
部活動は高校生活を大きく充実させてくれる時間になると思います。少しでも気になる部活には話を聞きに行きましょう!

卒業生の声

正直かなり忙しいです。大変です。しかし、うまく堀川高校の生かし、自分が成長する機会を逃さず、かつ大いに楽しむことができれば、大きな実りのある3年間を提供してくれるはずです。あなたのかけがえのない高校3年間を、卒業するときに振り返って、「この高校に来てよかった!」と言えるものにしてみてください!堀川では(もちろん日々の授業もそうですが)さまざまな行事・学習活動でたくさんの成長を体験することができます。

正直かなり忙しいです。大変です。しかし、うまく堀川高校の環境を生かし、自分が成長する機会を逃さず、かつ大いに楽しむことができれば、大きな実りのある3年間を提供してくれるはずです。あなたのかけがえのない高校3年間を、卒業するときに振り返って、「この高校に来てよかった!」と言えるものにしてみてください!

 

探究科と普通科の違い

カリキュラムなどで大きな差を感じることはあまりありません。授業進度もおおむね同じくらいで、使用する自宅課題用のテキストが数冊違うくらいで、教科書なども基本的に同じものを使っていると思います。3年生後半になり、本格的に受験勉強を意識した時間割になると、志望校によって普通科・探究科の生徒が同じ教室で机を並べて授業を受けるということもあります。
やや違う点としては、1年生~2年生前期までで「探究基礎」という授業を行い、1年生後期からはゼミという専門ごとの集団に分かれるのですが、そのゼミの構成が普通科と探究科で違います。しかしこれも普通科と探究科の人数の違いによるものなので、基本的に「探究科で扱える研究テーマが普通科で扱えない」というような事態はないと思います。
普通科と探究科はクラスが混ざることはありませんが、学校行事はたいてい両方まとまって行います。

偏差値

探求科群のVもし偏差値は71、普通科のVもし偏差値は前期入試が67、中期入試が64となっています。

入試の配点

堀川高校探求科群の入試は、国語、数学、英語、自然科学、人文・社会科学の5科目に加えて、小論文が実施されます。

入試の点数の内訳は、内申点:本番の試験の点数(面接含む)=100:425となっています。

内申点に関しては、1年生から3年生までの成績がすべて加算対象となり、9科目×5段階×3学年=135点満点を100点満点に換算し直した点数が内申点となります。

なお、3年生は3学期制の学校だと2学期までの成績が対象となります。

本番の試験の点数に関しては、国語、数学、英語が100点、自然科学、人文・社会科学がそれぞれ50点、小論文が25点の合計425点です。特徴的なのは「自然科学」「人文・社会科学」という科目があります。それぞれ、理科、社会の学習範囲と同じと考えてよいでしょう。点数は主要三教科に傾斜のある配点になっています。

合格者平均点

堀川高校は試験の合格者平均点は公表しています。

例年、5割~6割となっています。また、科目ごとの平均点もだいたい5~6割で統一されています。

説明会日程

学校説明会の日程は、堀川高校のHPにて最新の情報が更新されているので、そちらをご覧ください。