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【堀川高校丸わかり】受験するなら知っておきたい入試分析と対策偏

スライド2

 

 1.ざっくり入試分析  
 1-1.英語  
 1-2.国語  
 1-3.人文社会  
 1-4.数学  
 1-5.自然科学  

 2.対策  
 2-1.英語  
 2-2.国語  
 2-3.人文社会  
 2-4.数学  
 2-5.自然科学
 2-6.小論文

ざっくり入試分析

各科目の総評は以下の通りです。(「リングアカデミー」入試分析資料より一部抜粋)

英語

 

英語全体の出題形式は、空欄補充、内容一致、並べ替え、日本語説明、自由英作文とオーソドックスな問題となっており、受検生には基本的な英語力が問われている。短い時間の中でいかに合格するための点数をとるかが問題となっており、英語力だけではなく、問題を度の順番で解くかという戦略も非常に重要になってくる。比較的に得点しやすいリスニング問題、英作文問題を最初の15分で解いてしまい、残りの時間で読みやすそうな文章から解くというのが最適な問題の解き方だろう。また、過去問の演習を通じてじぶんで実際に堀川の傾向を感じることも重要である。


国語


堀川高校の国語の検査は、例年大問2題構成であり、一が現代文、二が古文からの出題となっている。今年度もその構成に変化はなく、引き続きこの構成を意識した対策が求められる。 
2つの大問を通して、例年豊富な記述量を求める設問が特徴的である。該当語句や箇所を抜き出す形式の問題は少なく、本文の内容を的確に読み込んだうえで、自身の考えを文章として記述する力が求められる問題が多い。50分という試験時間の中で、どれだけ的確に文章を読み込み、手を動かして記述問題に取り組めるかが重要となる。


人文社会

その場で資料を読み取り、論理的に考えてその考えを自分の言葉で答える問題」の出題が他校と比べて多く、そのような意味で堀川らしい入試問題だったといえる。分量、難易度とも昨年並みであり、平成28年度入試までの問題と比較すると、解きやすい問題が増加している。分野別にみると、歴史分野では基本的な知識を正確に身につけているかが問われていた一方、地理・公民分野では知識を身につけていることを前提に、グラフや地図を見てその場で考えたことを自分の文章で表現することが求められた。全体としては公民分野の出題が多かったが、地理と公民、歴史と公民といった複数分野にわたっての知識が求められる出題も多かった。


数学

試験時間は50分間で、出題数は大問6~7問、小問20問前後と安定して例年出題されており、今後もこの傾向が続くと思われる。難易度は極めて高く、解答時間内にすべての設問を解ききるのはほぼ不可能であるため、全問正解を取りに行くのではなく、解きやすい問題を見極め、その問題を確実に正解することがポイントとなる。例年の傾向から、頻出かつ確実に点を取りたい分野は、小問集合の計算問題、二次関数のパターン問題、その他の各大問の前半の設問、といったところである。今年度入試に関しては、例年通り大問数が6個あり、二次関数や確率などの堀川高校探究科頻出の分野から出題があった。

 


自然科学

まず、堀川自然科学を設問形式や出題分野などの観点から分析する。 
近年の大きな変更点としては、大問数が2問から1問になったことである。なお、この傾向は一昨年度より続いている。これに伴い、多少の設問数の減少が見られた。設問形式に関しては、記述問題やグラフ・図を記す問題から、計算問題や選択問題まで幅広く出題されており、特に最近では、労力を要する計算問題が増えてきている点は注意しておくべきであろう。また、解答箇所がやや多くなっていた一昨年度以前と比べると、記号問題や語句を答える問題が減少し、記述問題が増加したことから、設問数の減少は解答所要時間にそれほど影響していないと考えられる。しかし、大問数が減ったことにより、読解に要する時間は例年より大きく減少したことであろう。 
出題分野に関しては、例年1分野(物理・化学)と2分野(生物・地学)から満遍なく出題されており、大問数が1問となった近年も例外ではない。堀川探究科を志望する生徒には広範にわたる知識を備えておいてほしいという、出題者の意図が垣間見えるといえるだろう。

 

対策

リングアカデミーのオススメする各科目の対策は以下の通りです。

英語

 

①長文

堀川の長文問題では、例年必ず論説文から1題出題される。

この傾向はこれからも続くと考えられ、小説やエッセイの中にも実験やデータなどが引用されるケースがあるので、どのみち論説文を読み慣れておく必要がある。また、堀川の英語は非常に文章が長く注釈も多いため、何度も注釈を見ることで読んでいた英文の流れが途切れてしまいがちだ。従って、英文の流れが途切れないように英文を読むということに慣れる必要がある。

以上より、大切なのは「比較的長く注釈の多い文章に慣れること」「その次に科学的文章に慣れる」ことである。この2点を押さえた上で、次に注意しなければならないのは「代名詞の処理」「接続詞の処理」「比較の整理」の3点である。この3点は文章中に頻繁に出てくる上、問題としても問われやすい箇所なので訓練が必要である。比較的長い文章を短い時間で読む講座や、代名詞・接続詞・比較に絞った講座を通して堀川の長文対策を行いたい。

②英作文

堀川の英作文問題は長文問題比べると得点しやすい分野なので、ぜひ英作文を得意にしたい。

求められている作文の力はそれほど高いものではなく、中学校で習う簡単な構文を使えば満点を狙える。ただ英作文で気をつけたいのは、「構文を知っている」と「構文を書ける」には大きな差があるということである。英作文においては、添削を通じて自分が知っている構文をどれだけ書ける状態にもっていけるかがカギとなってくる。2017年度は「クリスマス英作文」という講座を通して、英作文で使える構文をまとめ実際に使ってみる演習を重ねた。今年度も同じ趣旨の講座を通して対策してほしい。

③リスニング

普段学校でリスニング問題を扱わないため、演習不足が懸念される分野である。

リスニング問題は事前の読み込みをどれだけ準備できるかがカギとなってくる。問題の選択肢等から話される内容やポイントとなる単語を推測する姿勢が非常に重要である。また、リスニング能力の訓練として普段から音読やシャドーイング等をすることが望ましい。発話を通して英語の音になれることが重要である。

国語

 

 

①一:現代文分野

随筆の対策を行うことは最終的に必須ではあるものの、まずはやや難易度の高い論説文や物語文で、基礎的な「論理の理解」と「心情の理解」の力を養う必要がある。これらはまず学校の授業などを基礎としているものであるので、学校の国語の授業をおろそかにしてはいけない。

また、本文も比較的長いものが出題されるため、じっくりと時間をかけて読み込むというわけにはいかない。

筆者の具体的な体験が描かれている箇所は「素早く内容を把握し、文章全体を理解する手掛かりとする」という意識で読み、傍線部の周辺や筆者の心情が詰まっている箇所は「注意深く、その表現がどのようなことを言い表しているのかを考えながら読む」といった、メリハリのある読み方が必要になってくる。早い内から意識的に文章に当たり、このような読み方ができるようになっていってほしい。

そのうえで、随筆文および特徴的な問題に取り組んでいく。上述の通り、攻略していきたい問題としては、

①筆者が感覚的に言い表した表現の説明 ②筆者の心情自体の説明 

の二種類が挙げられる。それぞれ、①は「論理の理解」、②は「心情の理解」の力を基礎としつつも、随筆という文章形態はもう一歩進んだ対策が必要になってくる。このような対策は単に難易度の高い問題を解いていれば良いというものではなく、随筆という文章の特徴を正しく知り、それに対応する態度を身に着けることが最も効果的である。リングアカデミーでは、受験が近づく中で、「専門学科志望」という枠組みを超えた、「堀川高校志望」という枠組み(つまり「志望校別」)での講座を行い、そこで「堀川の随筆」に対する効果的な理解と態度を身に着けてもらうことを予定している。

②二:古文分野

第一に、出題される古文を「完璧に理解し逐語訳すること」は、受験の時点では不可能であり、またそのような能力は求められていない。古典文法に習熟していない中学生にとっては当たり前のことであり、高校で学ぶような文法事項をできるだけ詰め込むということは、非効率的であるだけでなく難しいことであるため、するべきではない。受験に際して必要なことは、「記述問題に解答するための記述力をつけること」と「読解に役立つ最低限の知識を定着させること」である。

古文の問題で記述力をつけていくために、まずは現代語訳を用いたトレーニングからスタートしよう。古文は内容の把握が難しく、初めのうちは記述しようにも内容が読み取れないことも多い。夏ごろまでの演習としては、まず現代語訳を読み、内容を把握してから古文を読み、記述問題に積極的に挑戦していくという勉強法も効果的だ。これによって「古文を読んでの記述」へのハードルを下げることができるうえに、記述力を育てていくきっかけとすることもできる。

知識面に関して、リングアカデミーでは、講師が専門学科の過去問を分析し、厳選を重ねた「最低限の知識」の集大成として、リングアカデミーオリジナルテキスト「古典文法これ一冊」を作成。古文の講座を進める中でお配りする。この一冊を手元に置きながら古文の読解を繰り返すことで、専門学科受検のために「必要かつ十分な知識」を定着させられると考えている。

人文社会

地理・歴史・公民の全体にわたって言えることだが、堀川高校の問題は「出来事と出来事の関係性」を問うものが中心である。

重要な出来事を1問1答のごとく「丸暗記」しているだけでは、まったく歯が立たないと覚悟すべきである。もちろんベースとして知識は必要であるが、その知識を他の知識といかに結びつけて理解しているかを重視して学習にあたってほしい。また、地理・歴史・公民の各分野を個別に学習するだけでなく、各分野のつながりを意識した学習が求められる。

以下に、具体的な学習指針・注力すべき分野について述べる。

①地理分野

堀川地理では、まずは考えるための素材となる知識を、定期テストで90点以上を取れる程度までインプットすることが前提となる。

中2までの定期テストで85点を下回っている生徒は、教科書対応のワークや、総復習が行える問題集を入手し、3周解くことを目安に知識を増強してほしい。そのうえで、原因とそれによってもたらされる結果を自分の言葉で説明できるように練習しよう。

例えば、「●●地域の工業は○○がさかんであるのは、地形が▲▲であるために気候が□□になっていて、○○の材料である◆◆は□□の土地でよくとれるからである。」などといった説明を、友達にできるようになれば、その分野の理解はかなり深まっているといえる。さらに、グラフの問題では、変化から読み取れることを説明する力も重要になってくるので、グラフの読み取りの練習は力を入れてもらいたい。

②歴史分野

堀川歴史では、知識を単純に問うだけでなく、ある出来事についてその時代、場所、関係した人物、その原因・結果、などといった一連の知識を結び付けて理解できているかを問う問題がしばしば出題される。

このような問題は暗記だけでは太刀打ちできないため、差がつく問題となりやすい。正確な知識を押さえておくことを前提としたうえで、各時代の出来事を因果関係によってつなげて、流れで理解するとよいだろう。そのうえで、過去問や難関国私立高校過去問を通じて難易度の高い問題に取り組もう。記号問題を解く際には、正解以外の選択肢はどこが違うのか、誤りの部分を修正するところまで行うと理解が非常に深まる。

歴史の中でも現代史の範囲については公民と範囲が重なるところが多いため、結びつけて理解しておくとよい。2017年度の問題でいうと【1】の問4(1)では、EUについて問われたが、EUの成立については歴史分野でも公民分野でも学習する範囲である。

③公民分野

2017年度入試では公民分野の出題が非常に多く、この分野の出来が明暗を大きく分けただろう。

中3になってから学習する範囲であるため、手薄になってしまう受験生が多いかもしれないが、公民の出題のベースとなるのは日々のニュースなどの時事問題である。よって、まずはテレビのニュースや新聞などから現在日本で、あるいは世界でどのようなことが起こっているのか、関心を持っておくことが非常に重要となる。そして、そのようなニュースが学校で習う公民の範囲とどのように関連するのか、意識して学習していこう。知識の暗記ももちろん重要だが、覚えた知識をどれだけ様々な事柄と結びつけて理解しているかが堀川公民での得点の差として現れる。

 

数学

 

 

①小問集合 

堀川高校探究科の小問集合は、ヘビーな計算と、大問で扱われても遜色ない難易度の平面図形などが出題されることが特徴的であり、計算力の強化と問題の取捨選択をする練習は必要である。

また、文字式の単純な計算問題を除き、二次方程式の問題ならば、因数分解の処理を最初にすると計算が簡単になるなど、計算に一工夫を入れるか入れないかで計算量が全くことなる問題が出題されることが多い。このような問題を解くためには、適当に計算して当たっていればよいというような態度の勉強は改めるべきであり、常に少しでも計算を簡単にできないか考えるクセをつける必要がある。

②二次関数

高難易度になりがちな平面図形や確率の分野に比べて、二次関数は勉強量が点数に反映されやすいため、優先的に対策したい。

面積比を絡めた問題の場合、ほとんどは「面積比→底面比の読み替え」、「相似比の利用」、「等積変形」のいずれかの問題である。網羅的な参考書を使ってしっかり解法を整理することが大切であり、その際、先にあげたような問題のパターンを自分なりに言葉にすると整理されやすい。

③立体図形

立体図形の問題は、切断して平面図形の問題にするというのが鉄則である。

立体の問題の難しさはどの面で切るかというところに集約されるが、実は切り方にはそれほどパターンがないため、練習してコツをつかんでおくことが大切である。その際切った平面を丁寧に書くことは大切な技術であり、普段から図形は面倒くさがらずにノートに書くべきである。また、立方体に埋め込まれた立体の体積の問題など、直接計算することが難しくても間接的に求められる問題もあるが、こちらもパターンが限られているので、まずはしっかり網羅的な参考書で解法を押さえよう。

④確率・場合の数

毎年大問1問以上出題される重要分野である。

確率・場合の数の基本は数え上げであり、まずは表や樹形図を漏れなく確実に書けるようになることが必要である。本番ではこのタイプの問題を落とすと、合格は遠のくと心したほうがいいだろう。

サイコロを3つ以上使う問題など、すべての場合を書き出せない問題のときは、条件からある程度絞ってかきあげていくことが大切である。また整数分野との融合問題が出題されることもあり、過去問をしっかり演習しつつ、問題集で私立や国立高校の入試問題を解いて様々なパターンを経験するとよいだろう。

⑤整数

整数問題は大問で出ることは多くないが、小問集合では頻出であり、確率との融合問題も出題されるので対策は必要である。

整数問題は練習不足も相まって、見慣れない問題に対して何をすればいいかわからなくなりがちである。まずは、具体的な数値をいれて考えてみることが大事である。また、『約数に関する問題』、『素因数分解を利用する問題』、『方程式の整数解を利用する問題』などの問題は頻出パターンであるため、しっかり押さえておく必要があるだろう。

自然科学

 

堀川自然科学では、分野に関係なく、語句を問う簡単な設問から、事象を真に理解しているかを問うような深い問題まで幅広く出題されているため、知識に偏りがあってはいけないことは言うまでもない。その点を大前提として、分野別に、より注意しなければならないことを以下に記す。

①化学・物理分野

化学や物理は、実験をテーマにすることが最も多い分野であり、堀川自然科学では、実験を扱う問題が非常に多いため、典型的な実験の方法・目的をきちんと理解しておいてほしい。

これらの典型的な実験を考える際の思考の枠組みが、堀川自然科学を解く際に非常に有用になるのである。特に対照実験に関しては、自分で実験方法を設定するような問題も過去に出題されており、実験方法を「自分で考える」よりも「問題文で与えられる」ことの方が多い受験生にとっては、難しく感じられることであろう。また、一般に計算問題が出題されやすい分野であり、近年の堀川自然科学では、計算力を問うような設問が見られることから、基本的な公式による計算の手法はもちろん、2017年度の問4のような、課題文に与えられた式をうまく活用するような演習も不可欠である。

②生物分野

生物は暗記事項が多い分野であるが、昨年度以前の問題を見ればわかるように、暗記したことをそのまま出力するだけでは通用しない。細かいところまできちんと頭に入っているか、あるいは、単に語句を問う問題として出題されたり、馴染みがない内容を記述した課題文中で問われたりといった、違った形式で出題されても柔軟に対応できるかが問われている。

また、過去には生物分野の問題で、対照実験を自分で設定するような問題も出ているため、身につけた知識をどう活用するか判断する力も求められている。この点に関しては、演習量を確保し、1つ1つ経験として得ていくのが良いだろう。

③地学分野

地学は一般に実験の行いにくい分野であり、課題文を読解する、あるいは与えられたデータを解釈するということが多くなる。

堀川自然科学でも、そのような問題が多く出題されており、形式も様々である。そのため、事象をきちんと理解した上で、課題文やデータと自分の知識をいかにして結びつけるかということが重要になる。

一見、暗記事項が多い分野に思えるかもしれないが、「丸暗記」から脱却しなければこのような問題に取り組むのは難しい。

また、例年、中3地学分野である天体の単元は、学校ではかなり遅い時期まで履修できない受験生が多くみられる。しかし、自然科学に関しては、入試問題ではそういった事情はあまり考慮されていないように見受けられるので、先取りしておくことを強く推奨する。

 

小論文

 

 

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当記事は、京都にある「堀川・西京・嵯峨野・桃山高校」専門学科入試専門塾のリングアカデミー講師陣が執筆しています。

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