京大生インタビュー

京大経済学部で「野球」に青春を費やす理由

「大学生活は野球一色」「青春を捨てたつもりだったけど今思えばそれが青春だった」

自分の好きな野球にひたむきに向き合ってきた経済学部生にインタビューしてきました。

部活に燃える高校生、大学でも部活を続けたい高校生、そして部活引退後受験勉強にイマイチ集中できていない高校生にぜひ読んでもらいたい記事です。

岡本 凌太朗
大阪教育大学附属高等学校池田校舎出身、京都大学経済学部在学中。小学生時代をシンガポールで過ごし、特色入試で京大に進学するなど異色の経歴を持つ。しかし、野球は一貫して小学生の頃から10年以上続けている。
大学では、野球の傍ら、塾講師や国際経済学のゼミ長としても活躍中。

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野球と自分

大学生活で今一番何をやってる?

大学生活は野球。野球一色でやってる。
週6で野球部の活動があって、残りの週1日がオフ。
そこで体を休めたり遊んだり、自分の趣味をのことをしたりしてるかな。
でも、やることがみつからなかったら、練習する。

この生活を2年弱続けている。
ぶっちゃけしんどいときはたまにあるけど、基本的には好きなことやってるから平気。
野球は好きやね。だからこそ続けてる。

京大に入ったら「部活で野球する」ってことだけは譲れなかった。
浪人を経験したから余計に、無駄のない大学生活を送りたいと思うようになった。
全てがそうとは思わないけど、サークルで遊ぶのは俺の思う大学生活とはちょっと違うかな。

京大は環境としてもとても恵まれてるんだよね。
「関西学生野球連盟」っていう関西の大学リーグがあって、所属しているのが関関同立と近大と京大。
私立は、甲子園出てるようなスポーツ推薦の人ばっかりが所属していて、年に何人かプロに行くこともある。
そういう人がいるチームと戦える、大学野球のトップ層と野球できるってのはとても魅力的。
強い人たちとやれるってのが、京大で野球をする魅力の一つかな。

高校の野球ってどんな感じだった?

俺は教育大付属の中高一貫だったけど、高校進学のタイミングで外部生が入学してくるから、ちょっと雰囲気が変わる。
勉強においても部活においても、どっちもいい刺激になる。

中学のときから変わらず野球部に入ったら、一気に野球のレベルが上がった。
中学まではなんとなくで行動してたものを、もう一歩考えて野球するようになった。
考えるようになったのは、自分自身が変わったよりも、環境が変わったのが大きい。
やっぱり、高校野球は甲子園というはっきりした目標があるし、その目標に向かって本気で頑張ってる人が多いし、それに加えて大阪は特に野球強いっていう環境で。
うちの部活内で見ても、先輩方がめっちゃ自覚のある人たちで、監督もめっちゃ怖いし丁寧に指導してくれる人だったから(笑)

そこからは、野球一直線
放課後は当然部活。文化祭の練習も全然できない。体育大会の練習も参加できなかった。
イベントごとを楽しむのが高校。それでこそ青春みたいなところあるやん?
それを感じられずに過ごしてしまった。
結果的には高校野球が青春だったけど、やってる本人からしたら青春捨ててる感じで頑張ってた。

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青春を捨てた野球がどうだったかっていうと、本当にやってよかったなって思ってる。
得られた経験は色々あるんだけど、今の自分に活きてるなって思うのは視野が広くなったこと。
中学の頃よりもしっかりとした先輩後輩の上下関係ができて、やらなくちゃいけないことが増えたのね。
ボール落ちてたら拾う、片付けしてたら手伝う、そんな小さなことでも、次の行動何したらいい何が残ってるってのを考えて、行動に移すようになっていった。

準備とか片付けだけじゃなくて、練習中の視野もどんどん広げていける。
例えば、ひとつひとつのプレイングだけじゃなくて、ゲーム全体の流れについてでも全体を見れるようになった。
関係あるのかわからないけど、国語が得意になった(笑)
筆者の空気読む感じで、文脈が把握できるようになった。

高校と大学で野球って違う?

どちらも野球が生活の大部分占めてるのは変わらないけど、野球への考え方がかなり違う。

高校は人数が少なかったのもあるけど、「全員で」ひとつになって勝ちに繋がるスポーツっていう雰囲気があった。
そのためにどうするかをみんなで頭悩ませて考えていく、みたいな。
俺自身も、俺一人の技術どうこうよりも、組織としてのチームワークを高めていくにはどうしたらいいかをよく考えていた。
部員も20人そこそこしかいないこともあって、家族みたいな存在だった。
実際過ごした時間もめちゃくちゃ長かったし(笑)

しんどさはひとりで考え込むものじゃなくて、みんなで乗り越えるもの。
みんなで乗り越えたから、部全体としてひとつ努力の積み重なりができて。
それを経てまたチームワークが深まって…っていうのの繰り返しだった。

 

大学野球は、本当に野球をやりたいひとしかやってない。
「個」としていかに自分がチームに貢献できるかを考えながら練習している。
例えば、自分がチームを勝たせるにはどうすればいいか、そのためには今何が必要か、とか。
ピッチャーだからっていうポジション的なものもあるかもしれないけどね。

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実は大学1回のときはずっとケガしてた。
ピッチャーだけど肘を痛めちゃって、ずっと投げれない状況が続いてた。
その間できることは制限されていたけど、自分のパフォーマンスをいかに上げるか、ひたすら探して調べて考えてを繰り返していた。
部という団体ありきじゃなくて、個で独立してできるようになってたからこそ、自分で突き詰めて考えることができた。
2月くらいからケガがよくなって投げれるようになって、2回生に上がる直前にAチームにあがって、チームの公式戦に出れるようになった。
80人くらいいる部員の一番上のレベルで野球できるようになって、最終的に甲子園で先発させてもらえた。

これまでやってきたことは間違ってなかったってめっちゃ思うし、自信にもつながった。
だからこそ、これからももっと頑張っていきたいし、その立場の自覚を持っていきたい。

京大へのこだわり

京大、好き?

俺めっちゃ京大好きなんだよね。

京大との比較対象に挙がるのは、阪大。
阪大はあんまり野球が強くない。
「阪大は掘っても掘っても単位が出てこない」っていうくらい勉強自体がしんどいらしいこととか、文系よりも理系の学問が強い大学ってことが、響かなかった理由かな。
俺が志望してた経済学部で考えると、経営よりも経済学についての勉強がしっかりできそうで、経営の勉強がしたい俺にとってはそこまで魅力的ではなかった。
オープンキャンパスも行ったけど、キャンパスが散らばってるのもあって、阪大!ってイメージの場所がなかったんだよね。

通っていた高校とはめちゃくちゃ近いけど、あまり親近感はないかも。
大阪に来たのが中学ってのは大きいかもしれない。
関西の人が思う京大・阪大のイメージには縛られてなかった。

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それを考えてたのは、高3の夏
元々京大しか考えてなかったから、「現役で私大行くなら、浪人しよう」ってくらい他の大学に通う自分が想像できなかった。
落ちたけど、もう1回挑戦したい、やっぱり京大で勉強したいって気持ちが強かった。
京大で野球したい、京大を卒業したい、京大を経て社会人になりたい。
京大経済で経営の勉強ができる、京大経済卒にもなれる、野球もめちゃくちゃ強いところでできるし、ひとり暮らしもできる。
これ以上の大学生活はないなって。

逆の意味で比べられる東大だけど、東大は無理ちゃうっていうイメージを持っちゃってた。
今考えたらもったいないかもと思うけど、東京で大学生活送ることに対しても、なんか違うなって思ってしまった。
東大を知らないから言えるのかもしれないけど、東大より京大でよかったなって思うよ(笑)

京大への愛着はどうして?

第1段階は中学生のとき。
家族で京都に遊びに来た時に、京大にも来た。
「ここで勉強できたらいいな」って親も言ってたし、自分自身でもかっこいいやろなって思った。
クスノキの周りとか歩いてみて、これが所謂「京大」かと。
元々シンガポールに住んでたし、関西にがっつり住みだしたのが中2だったから、関西のみんなが思ってるほど、京大を近くに感じてなくて。
初めてしっかり知った京大に、漠然とした憧れを抱いた。
その中でも特に、初めて感じた京大の雰囲気に、「なるほどな、いいな」って思った。
実際に来れるとは思ってなかったけど(笑)

第2段階、高校生のとき。
学校の行事で、京大に来るタイミングが何回かあった。
中学よりもちょっと成長した自分が、京大に来たときに、このキャンパスの、それこそクスノキ辺りの空気感が、とても好きで。
「あー!ここ来たいな!」って直感が言ってた
直感的にここで勉強したいなって思った。
言語化できてないけど、それが最終的な自分の原動力になったなって今では思う。
具体的にいうなら、主体的に勉強できる環境や、自由な学風かな。
これまでも今も、自由にやらせてもらえるってのは、自分の中で大事な軸だったから。
高校も「自由・自主・自立」が校訓だったし。
縛られずに生きてきたからこそ、京大の自由さに惹かれた。
京大経済って響きもかっこいいし(笑)
京大の自由さや、かっこよさに惹きつけられた。

第3段階、高3時の野球部の練習会。
オープンキャンパスの一環で、8月にあった高校生向けの練習会に参加した。
高校同期には断られたから知り合いがいない状況でいってみたら、北野・膳所・嵯峨野とかの人と出会った。
一緒に練習して、「あーいいな、やっぱりここで野球したいな」って思った。
京大入って野球がしたいっていう、モチベーションがひとつできた。
それまでも受験勉強はしてたけど、明確な目標がまた1つできて、更に勉強を頑張れるようになった。
そのとき会った人たちが今はチームメイトになってる。
現役と浪人で多少のずれはあるけど(笑)
ちょうど引退して1ヵ月くらい、遠のいていた野球欲が刺激されたのもあったのかもね。

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そのころの自分になんて声をかける?

自分が目指している大学で勉強してるイメージ、楽しんでいるイメージを持ってほしい。
合格発表の当日、掲示板なりPC画面なりで自分の番号を見つけて喜んでいる自分も。

人間は、なりたい自分をイメージしたら、脳がそこを目指すっていう習性がある。
モチベーションの波があるのは誰でもそうで仕方がないこと。
だから、しんどくなって頑張れないなって思ったときに、大学で頑張ってる自分をイメージして、なんでその大学に行きたいかを思い出してほしい。
ここでバイトして、こんなとこ行って、こんな授業取ってって、自分でどんどん具体的にイメージしてほしい。
現実逃避じゃなくて、そこを意識したうえでもう一回頑張る気持ちになってほしいなって思う。

俺自身、現役のときは甘さがあった。神大もだめだったし。
本当に自分がなりたいイメージのために努力できてるかを見つめ直しながら、勉強してほしかった。
今の自分に対しても言えることだから、今の俺も頑張らなくちゃなって思います。

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岡本さん、ありがとうございました。
野球への熱い思いが伝わるよいインタビューとなりました。

みなさんにはこれだけは譲れない!という思いはなにかありますか?
それが志望校やこれから先の人生を決める一手になるかもしれません。

 

最後に

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カテゴリー:京大生インタビュー

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