【入試分析】2021年度 桃山高校 自然科学科 国語

2021年11月01日
中学生向け 受験対策/勉強法

桃山国語の出題傾向

例年の傾向

 桃山高校の国語の検査は例年大問2題構成で、大問一が現代文、大問二が古文からの出題です。長めの文章を読解したうえで、かなり多様な形式の設問に答えていくことに特徴があります。内容一致の問題だけでなく、現代文では品詞の識別問題、古文では歴史的仮名遣いや主語判定の問題が出題されます。

 

2021年度入試の分析

 全体として傾向に大きな変化は見られなかったものの、大問一・二の両方で、小問中に会話文の出題がありました。会話文の読解も併せて行わなければならないため、結果として全体の文章量は増加したと言えるでしょう。記述問題は例年通り現代文のみの出題で、記述量はやや減少しました。

 

大問別分析

大問一:現代文 内山節「自然と人間の哲学」より

 文章量は例年に比べてやや増加したと言えます。概念的なテーマが扱われ、本文の理解自体が難しかったという受験生も多かったでしょう。漢字、文法、接続語、記述問題、抜き出し問題と、多種多様な問題形式に対応する必要がありました。また、本文内容についての会話文の問題では、最後に「(本文の内容を踏まえて)自分で考えて書きなさい」という形式の問題が出題されました。この設問では、本文内容を適切に具体化した例を書けるかどうかが問われたと考えられます。

 

大問二:古文 「十訓抄」より

 例年の傾向通り、記述問題は出題されませんでした。しかし、歴史的仮名遣いの指摘や主語判定の問題などに加え、内容に関する選択問題など、多様な形式の設問は決して難易度が低いものではありません。また、こちらの大問でも本文内容に関する会話文中の空欄を埋める問題が出題されました。桃山古文は合格者の正答率が高いことが多く、ミスを最低限にとどめることが求められます。

 

桃山国語への対策

 桃山国語は難関専門学科の国語の中では比較的時間に余裕がある試験になっています。一方、例年合格者平均点が高めになることが多く、いかにして点を落とさないかが勝負になってきます。そのため、日ごろから国語の演習を行う際には、選択問題の選択肢吟味に手を抜かず、もし間違えてしまった場合には「なぜ間違えたのか」を明確にしながらステップを重ねていくことが重要です。丸付けをしておしまいにするのではなく、もう一度本文を読み、間違えた問題に対して考え直すことが、着実に力となっていくでしょう。

 

まとめ

 桃山高校の国語では、多様な設問形式に対応しながら、高い正答率を保つ必要があります。日頃の国語の演習を無駄にせず、選択肢を選び切る力をつけていきましょう。