洛北・⻄京附中⼊試対策の専門情報サイト

学校・入試情報

【西京附中 理科】2020年入試_各問題分析

[更新]
2020/08/09
[公開]
2020/08/14
[カテゴリ]

本記事は洛北・西京附中対策専門塾「洛ゼミ」による西京附中(西京高校附属中・西京中)の2020年入試 理科の問題別分析です。

難易度や解くのに必要な力について各問題ごとに分析しています。

 

大問1 空気と水の体積の変化を調べる実験について

(1)体積変化の様子について選択肢から正しい図を選ぶ問題【易】

4つの選択肢の図から正しいものを選ぶ問題でした。図を選ぶという形式は過去何度か出題されています。水と空気の体積変化の違いについての基本的な理解を問う問題だったため、必ず正解したい問題でした。

 

(2)ピストンの反発力について実験結果を予測し選択する問題【やや易】

表の数値に対して当てはまる実験装置を3つの中から選ぶ問題でした。知識を基に実験結果を予測するという西京附中頻出の問題です。洛北附中など多くの公立中高一貫校で類似の問題が出題されており、それらを一度でも解いたことがある受検生にはぜひ正解してほしい問題でした。洛ゼミでも授業のテキストの中で洛北附中の類似の過去問を扱っていました。

 

(3)車のブレーキの仕組みの案を選択し、理由を記述する問題【やや難】

タイヤの回転を止めるブレーキについて3つの案から賛成する案を選び、選んだ理由を記述する問題でした。教科書の知識を現実的な問題に対して応用して考察する頻出の問題で、西京附中理科の特徴がよく表れている問題でした。自分の意見をうまく言葉にまとめて記述する形式自体が小学生にとっては難しいものの、考察する内容自体は比較的簡単で、受検勉強で記述のトレーニングを積んだ西京附中の受検生にはぜひ正解してほしい問題でした。自分の意見を論理的に述べられるようになってほしいという西京附中からのメッセージを感じる問題になっています。

 

大問2 コーラに含まれる二酸化炭素について

(1)リトマス紙の反応について正しいものをすべて選ぶ問題【標準】

6つの選択肢から、二酸化炭素と炭酸水のリトマス紙における反応について正しいものを6つのうちからすべて選ぶ問題です。基本的な知識をそのまま問うだけでなく、そこに少しひねりを入れてきた問題でした。二酸化炭素をリトマス紙に吹き付けるという見慣れない実験に対して思考力を働かせて考察する必要がある問題でした。ひっかかってしまった受検生も多いと思います。

 

(2)炭酸水から出た二酸化炭素の量を計算する問題【やや易】

与えられた表の数値から二酸化炭素の量を計算して答える問題でした。計算問題は例年出題されており、問題文はやや長いものの計算する内容自体はそれほど難しくなく、ぜひ正解してほしい問題でした。

 

(3)コーラののどへの刺激が弱まる理由について正しいものを選ぶ問題【やや易】

コーラを温めて飲むとのどへの刺激が和らぐ理由について、5つのうちから正しいものを選ぶ問題でした。教科書の知識を現実の問題に当てはめて考えるという意味では非常に西京附中らしい問題でした。しかし、必要な知識は非常に限られており、選択肢も明らかに誤りのものも多かったため、ぜひ正解してほしい問題でした。身近な現象に対して科学的な思考を働かせてほしいという西京附中からのメッセージを感じる問題になっています。

 

(4)会話文中の空欄に当てはまる内容を記述する問題【やや易】

二酸化炭素を使わずに酸味やあわを出す方法について、会話文中の空欄に当てはまる内容を10字以内で記述する問題でした。これも(3)と同じく教科書的知識を現実の問題に当てはめて考察する西京頻出の問題でしたが、記述の文字数も少なく、文章をよく読めば続く言葉もある程度絞られるため、ぜひ正解したい問題でした。

 

(5)上下にふったコーラがふき出さなかった理由を記述する問題【難】

太郎さんが冷蔵庫から出した未開封のコーラを上下に振って1分後に開けたところ、コーラがふき出さなかった理由を20字以内で記述する問題です。身近な現象の理由を考察して記述する西京附中頻出の問題です。冷蔵庫に入っていたこと、未開封であったこと、1分時間をおいたことなど問題文中の条件が多く、どの部分が原因に大きくかかわっているのか考察が難しい問題でした。また、文字数制限も厳しいため思いついたことを複数盛り込むことも出来ず、短い言葉で端的に説明する能力も求められる難問でした。このような問題は部分点を狙うためにも、とりあえず文字数制限内で解答し、白紙のまま提出することのないようにトレーニングを積みましょう。

 

大問3 月の満ち欠けの原理について

(1)気球に当たる光の様子について正しい図を選択する問題【標準】

4つの選択肢の図から正しいものを選ぶ問題です。月の満ち欠けの原理をしっかりと理解している必要があり、また京太さんと気球・月・太陽の位置関係を把握する立体把握の能力も求められたため、引っかかってしまった受検生も多かったのではないかと思います。

 

(2)月の満ち欠けの様子から月の正しい位置を選ぶ問題【やや易】

地球に対する月の位置について8つの選択肢から正しいものを選ぶ問題です。西京附中に限らず、公立から私立まで中学入試には頻出の典型的な問題です。決して理解が易しくはない問題ですが、しっかりと勉強をした受検生は何度も解いたことのあるはずの問題なので、ぜひミスなく正解してほしい問題でした。

 

(3)月からみた地球の様子を表した正しい図を選ぶ問題【やや難】

月の見え方が与えられたときに、反対に月から見ると地球がどう見えるかを予測し、8つの選択肢の図から正しいものを選ぶ問題でした。教科書の知識を別の事象に応用する西京らしい問題です。中学入試においてまれに出題される内容であるため、問題演習を大量に積んだ受検生は簡単に考えられたかもしれませんが、初めてこのタイプの問題を見た受検生にとっては難しかったでしょう。与えられた図をもとに思考する能力が求められました。

 

大問4 生物と環境のつながりについて

(1)血液と物質のやりとりをする臓器をすべて選ぶ問題【標準】

①ではからだに必要なものを血液に取り入れる臓器を、②では不要になったものを血液に出す臓器を、6つの選択肢の中からすべて選ぶ問題でした。1つ1つの臓器について問われれば正答できる受検生は多かったと思いますが、血液と物質のやり取りがあるという枠組みで空気とのやり取りと食物との養分のやりとりを統合して考える必要があり、見落としをしてしまった受検生も多かったと思います。

 

(2)①食物連鎖の図に矢印を記入する問題【やや易】

食物連鎖の図に矢印を記入し、図を完成させる問題でした。作図問題は西京附中で過去何度も出題されています。モズがどのような生き物なのかさえ知っていれば、比較的簡単に解ける典型問題でした。

 

(2)②(i)図から夜に行われない植物のはたらきを2つ選ぶ問題【やや易】

植物と気体のかかわりについての図から、夜では行われないはたらきを表す矢印を2つ選ぶ問題です。このような基本的な知識を問う選択肢問題は毎年出題されています。混乱して図を読み間違えないように注意しながら、確実に解答しましょう。

 

(2)②(ii)植物が出し入れする酸素の量について正しい文を選ぶ問題【やや易】

3つの文章の選択肢から正しいものを選ぶ問題です。地球全体での気体のやり取りについて基本的な理解を問う問題です。植物だけではなく動物による気体のやり取りのことも考え、ぜひ正解してほしい問題でした。

専門塾での対策で、 洛北・西京附中合格への最短経路を。

『小学まなべーと』は、洛北・西京附中対策専門塾『洛ゼミ』が運営しています。

洛ゼミは洛北・西京附中の開校当初から専門対策を続け、独自のノウハウに基づき受検生を応援してきました。
洛ゼミにしかない、要点を絞った専門対策により、すべてのお子様が無理なく両校を目指すことが出来ます。

洛北・西京附中への対策は、ぜひ専門塾の洛ゼミにお任せください。
各回完結型の、他の塾にお通いの方も1回からご受講いただける講座もご用意しております。