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専門塾講師が語る、洛北・西京附中合格に必要な”たった1つ”の心がけ

[更新]
2020/09/08
[公開]
2020/09/07
[カテゴリ]

「誰よりもたくさん作文を書き直したことが、僕の合格のヒケツです」
そう言ったのは、数年前の洛ゼミ生です。確かに彼は勤勉な努力家であったと思います。しかし彼が他の生徒と比べて秀でていた1番のポイントは、その努力量ではありません。
ヒントとなるのは「たくさん作文を書いたこと」ではなく、「書き直したこと」と言ったこと。これはきっと彼らしい、確信的な表現だと思います。

赤ペンだらけの作文が、成長のきっかけに

小6になると、洛ゼミでは洛北志望者には毎週400字の作文を書いてもらいます。毎週みんなが提出してくれる100枚近くの作文に、必死になって赤ペンを走らせるのは、作文科の先生の日課となっています。
ある時からその生徒は、私から褒められることを嫌がるようになりました。作文を出す度に「先生、花丸は要らないので、もっと直すところを書いてください」と、高尚な注文をしてくるのです。私は彼の意欲に応えるべく、時には高校生の小論文と同レベルの指導を、来る日も来る日も続けました。彼はその1枚1枚を、厚いファイルに綴じていました。赤だらけの作文集をいつも持ち歩き、私からのコメントが日に日に厳しくなっていくことを、彼はよく隣の友達に自慢していました。花丸ではなく、厳しいコメントこそが、彼を喜ばせていた。そして成長を駆り立てていたのです。
“失敗”や“ニガテ”から目を逸らしたくなるのが人間の性であるはずです。しかし彼は「自分が出来ていないこと」にストイックに向き合い、それを喜びにさえ感じていました。彼がそこまで向き合うことが出来たのは一体なぜなのでしょうか。

失敗をどう捉えるか

それは失敗を「結果」ではなく「手段」として捉えていたことにあります。
たとえば模試の結果、あるいは小テストの点数。皆さんはそれを見て一喜一憂しがちです。ですがそれはまだ、それらひとつひとつを「結果」として捉えている証拠。すべては1月にある入試と、その先に広がる中学校生活を見据えた「手段」であることを、常に忘れてはいけません。
一度も転ばずに、自転車に乗れる人はいません。転びたくないからと避けてばかりいれば、いつまでも自転車には乗ることなんて出来ない。一度も足をつかずに、25m泳げるようになる人はいません。息継ぎが出来ないからとプールを避けてばかりいれば、いつまでも泳げるようにはならないのです。
失敗を恐れないこと。そして「失敗出来たことを、喜び次に活かす姿勢」を持つ。
元西京附中校長の村上英明先生はこの姿を、「転んでからのバンドエイド」と表現しました。「転ばぬ先の杖」ではないのです。たくさん努力をして、それでも転んでしまう。痛くて泣いている時に「どうしたら次は転ばずに済むのか?」を考えた人が、次のステージに上がることが出来るのです。
バンドエイドは、成長した証。決して、失敗した痕跡ではない。たくさん擦りむいて痛い思いをした人に与えられた、立派な勲章なのです。

失敗を、次に活かす

さて、例の彼は私からたくさんの赤い勲章を貰いました。彼がさらに素晴らしいのは、その後すべての作文を「書き直して持ってきた」ことです。一度指摘されたことは必ず直し、二度と同じミスをしないようにする。そしてまた次のテーマで作文を書く際には、これまでの数々の赤ペンを見直し、同じ誤りをしないよう細心の注意を払って提出をしてきました。
失敗は「手段」である。作文を上達させた彼はまさにこの言葉の通り、私の指導を最大限活用することが出来ていたように思います。

実は、彼が洛ゼミにやって来たのは、小6の夏前のこと。
そして彼は決して天才でもなく、ごく一般的な生徒でした。かつては作文が得意であったわけでもありません。ただ彼が他の生徒と大きく違ったのは、この失敗との向き合い方であり、そしてその失敗の活かし方だったのです。
もちろんこれは作文に限った話ではありません。他の科目でも同じこと。特に過去問演習が始まる時期は、あまりの難しさに気持ちが落ち込んでしまいがちです。ですが、常にこの失敗の捉え方の話を思い出してほしい。彼の姿勢を見習い、実践してくれることを願っています。

後日談

さて、彼は圧倒的な点数で洛北附中に合格し、今年高校生になります。身長も伸びてすっかり大人びた彼と久々に再会し、当時のことを話しました。

「やっぱり、失敗との向き合い方が大事だよね」と言えば、「まあそれもありますけど」と彼。「それよりも、どれだけ先生を“マジ”にさせるかが、僕のモチベーションでした」と。

自分の作文が上達すればするほど、添削に必死さが増していく私の姿に、彼の好奇心は反応したのでしょう。生意気だなと思いつつも、思わず笑みがこぼれました。
――まあそれもあり、かもしれませんね。

 

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