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【洛北附中 国語】2021年度 出題概要速報!

[更新]
2021/07/14
[公開]
2021/07/14
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例年の傾向

適性をみる検査Ⅰは、毎年2、3題の大問で構成されており、ここ数年は読解問題2題、長作文1題が出題されています。読解問題では、新書から自然科学系・教育系の説明文や評論文が出題される傾向があります。課題文の字数はそれぞれ1000~3000字程度で、原稿用紙3~8枚ほどの長さです。

洛北附中入試の国語で必要な力は3つ。

「①基本的な国語知識」

「②本文の内容を正しくとらえ、条件に合わせて解答する力」

「③説得力のある作文を書く力」

です。

 

「①基本的な国語知識」とは、主に漢字・語句・文法の知識のことです。こうした基礎知識は読解問題の得点にも深くかかわるため、来年度以降も引き続き対策する必要があります。

「本文の内容を正しくとらえ」ることができたか、”どういうことか・なぜか”という聞き方で出題されています。そして問題ごとの「条件に合わせて」、選択や抜き出し・記述形式で解答する必要があります。

「③説得力のある作文を書く力」を問う問題では、与えられたテーマに対して361字~450字で自分の意見を述べる問題が出題されています。昨年度の「二つの力」についての出題と同じように、書くべき内容をただ書くのみならず、作文全体としてのまとまり(一貫性)をどう担保するかで、説得力・得点に大きな差が出た出題と言えます。

 

今年の傾向

今年度の適性をみる検査Ⅰは、大問数が3題、小問数が11題であり、大問数・小問数ともに昨年度と比べ目立った変化はありませんでした。

本文の分量は両大問ともに減少しましたが、文章レベルは昨年度並でした。文章そのものは、全体的に標準的な内容だったと言えます。

大問1は榎本博明「『さみしさ』の力 孤独と自立の心理学」からの出題でした。これは、常に他人との関係性のなかで生きる日本人の生き方について、青年期や自立をテーマにとりあげつつ、欧米の文化との比較も含めて述べた文章でした。

大問2は金子修治・鈴木紀之・安田弘法編著の「博士の愛したジミな昆虫」からの出題でした。ここでは、熱帯の植物の特徴と言える”近縁種の同所性”についての、筆者の実際の研究内容が、具体的な仮説・実験・考察内容とともに述べられていました。こうした自然科学系の研究をあつかう文章は、洛北附中の国語では頻出と言えるでしょう。

大問3の作文は、「『海の豊かさを守ろう』という言葉から思い浮かべること」、そして「海の豊かさを守るために起こすべき具体的な行動」というテーマでした。前半と後半のテーマは、それぞれ単独ではここ5~6年の洛北附中の出題傾向どおりでした。しかし、ふたつのテーマが一緒に出題されたため、苦戦した受検生も多かったのではないでしょうか。

今年度の問題では、「基本的な国語知識」「本文の内容を正確にとらえ、条件に合わせて解答する力」「説得力のある作文を書く力」の3つの力のうち、とくに「本文の内容を正確にとらえ、条件に合わせて解答する力」に重きが置かれる出題となりました。語句・漢字・文法などの「基本的な国語知識」を幅広く問う出題は、昨年度の4題に対し、今年度は2題と減少しました。かわりに、内容理解を選択式で問う問題や、30字以上の記述問題が多く出題されました。加えて、記述問題の内容について見ても、すべて解答の仕方に細かい指定がなされていました。したがって、「本文の内容を正確に理解し、条件に合わせて解答する力」が量的にも質的にも強く求められる出題傾向となったと言えます。

読解問題に対しては、選択問題・記号問題ともに全体的に難化したことから、本文の内容を論理的に整理し、解答を素早く再構成する力がさらに強く求められたといえます。 また作文では、与えられたテーマから連想することを述べる「定義型」と、何らかの行動の重要性をその目的とともに説明する「目的型」とがセットであり、このような複雑な出題は新傾向と言えます。しかしながら過去問において、定義型と目的型をそれぞれ単独で演習することができるため、作文そのものへの熟達度と、過去問演習の経験が得点に大きく影響したといえるでしょう。

洛北附中の国語は、高得点を取ることが十分可能な分野です。特に読解では西京附中と比べてオーソドックスで解答しやすい問題が多いので、確実に得点できるように対策しておきたいところです。一方作文は、通常の学習での対策が難しいため、専門的な指導・対策を行ったかどうかで得点が大きく左右されうる分野です。

今年度の読解問題は、文章自体のレベル、記述問題の量や内容をみると、難易度は昨年度と比べさらに難化したといえます。また作文に関しては、2つの問いに答えつつも一つの作文として全体的なまとまりをもたせる必要がある、という難易度の高い出題でした。難化しつつも「洛北附中らしさ」が如実に現れた出題だからこそ、日頃から洛北附中対策に特化したテキストで問題演習・復習を行っていた受検生が、読解・作文ともに合格点を獲得したと言えるでしょう。

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